実際に運用しよう!アマチュア無線でいよいよ実際の交信を始めるっ!CQに応答したり、自分でCQを出す方法を解説!

不特定多数への呼び出しがCQ

CQ ham radio (ハムラジオ) 2012年 02月号 [雑誌]
CQ ham radio (ハムラジオ) 2012年 02月号 [雑誌] B006O01LSA | CQ出版 |2012-01-19

CQとは無線通信において、通信可能の範囲内にある不特定多数への呼び出し、あるいはそれらに対する通報を同時に送信しようとするときに用いられる略符号です。

アマチュア無線では不特定のアマチュア局に対しての通信の呼掛け(CQ呼出しまたは一般呼出しと呼ばれる)として用いられ「誰でもよいので交信する相手を探しています」というような意味合いで使われています。

通常、CQは三回以下と規定されていますので、2回でも1回でもOKです。

アマチュア無線では、慣用的にCQの後に周波数帯を周波数、または波長表記でつけることがあります。例えば、「CQツーメーター」や「CQヨンサンマル」などなど。

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それでは実際にCQを出してみましょう!

不特定多数の呼び出しを行うCQの手法例として、現在の主流は以下のような手順です。

  1. まずサブチャンネルの周波数チェックをする。
  2. 次にメインchでCQを出し、先ほどチェックしたサブchに移ることを宣言し移ってからCQを出す。
  3. 相手が応答すれば、そのままサブでQSOする。

自分からCQを出す場合はサブチャンネルのチェックを忘れずにしておきましょう。誰も使っていないように静まり返った周波数でも一応念のため「こちらはJ○○○○○。この周波数、どなたかお使いですか」と声を出すと「はいはい。使ってるよー こちらはゴニョゴニョ・・・(適当なコールサイン)」と、たまに誰かが出てくることもあります。その場合は別の周波数に移りましょう。きちんと周波数が空いているか確認しないと混信が起きてしまいます。混信は主に電波を使った放送や無線通信において、同一周波数あるいは隣接周波数の他局の電波が混じり、正常な受信(視聴や聴取)が困難になることを指します。

昔、アマチュア無線華やかなりしころは周波数がどこも人がいっぱいで争いが起き、周波数の占有も多くありましたが、現在は都市部でもあまりそういったことはないようです。

本来はメインチャンネルでCQを出すのですが、あまりメインを占有したくない人が多いようで、あらかじめサブに移ることを宣言し、サブでCQを出す人ばかりです。

なお、「受信します」の代わりに 「スタンディングバイ」と呼ぶこともあります。standing byとはつまり「受信します」の意味です。周波数ステップは、FMでは20KHzの偶数ステップで交信します。

CQ呼び出しを何度もやると疲れます・・・。

何度かCQを出しても応答がなければ、メインに戻り再度CQを出します。でも疲れたら、いったん休んで時間を置いてからまた出すのが得策です。

一方、いわゆる「コンテスト」では、そんな悠長なことをしている暇はありません。コンテストとは規定の時間内に、より多くの局と交信することで得点を競い合うアマチュア無線の競技です。コンテストでのCQ呼出しは電話の場合「CQ コンテスト」と発します。

アマチュア無線の『コンテスト』と『アワード』とは?

コンテストで上位入賞する局は1時間で100局以上と交信することもザラですから、とても口で「CQCQ」と言う体力は続きません。そこで録音した音声でCQを送出することもあります。

もちろん録音でもコンテストの規定に反しません。コンテストの時期になると、名誉と賞状がかかっていますから、尋常ではないほど何度も反復してCQを出している参加局が多くなります。

でも普段の場合はそこまで何度もCQを出す人はいないと思います。多くて4,5回といったところでしょうか。その間に応答がなければ、いったん終了したほうが良いでしょう。

今度はCQを出している局に自分が応答してみましょう。

こちらも緊張してしまいますが、落ち着いて相手のコールサインをメモしてから応答しましょう。間違うと失礼です。間違ったとしても叱り飛ばすような無粋な無線家には会ったことがありません。呆れられたことは何度かありますが・・・。

例えば以下のようにA局がCQを出して交信相手を探していたとします。

CQ CQ CQ こちらは(相手のコールサイン)。入感局ございましたらQSOよろしくお願いします。受信します。どうぞ」

もし、あなたの無線機に上のようなCQ呼出が入感したら、下記の様に応答してみてください。

「(相手のコールサイン)。こちらは(あなたのコールサイン)。どうぞ」

そっけない感じですが、あくまで基本例なので、このような感じを基にして、自分なりにアレンジして応答してみてください。相手に電波が届けば、返答があるはずです。もちろん、送信出力などの要因により相手の電波は届いても自局の電波は相手に届いていない場合もありますので、応答してもらえないかもしれません。無視されたとは思わず、めげずにチャレンジしてください。

きっと、最初の交信は忘れられないものとなるでしょう。

RSリポートで電波状態や了解度を知らせて交換しよう!

アマチュア無線の交信でなにはなくとも、まず第一に行わなければならないのが、RSリポートです。

RSリポートとは相手の電波が自分の耳と無線機でどのくらいの信号強度と了解度で受信しているのかを相手に知らせてあげることです。

もちろん、相手からも同じようにRSリポートが返ってきますから「レポート交換」になるわけです。

了解度は自分の耳で判断し、信号強度は無線機の表示されているSメーターを読み上げますが、このRSリポートにはRSTコードという物を通常使用します(Sメーターではなく自分の耳で判断するのが耳Sと言います)。

了解度

R説明
 1:了解できない
 2:かろうじて了解できる
 3:かなり困難だが了解できる
 4:事実上困難なく了解できる
 5:完全に了解できる

信号強度

S説明
 1:微弱でかろうじて受信できる信号
 2:大変弱い信号
 3:弱い信号
 4:弱いが受信容易な信号
 5:かなり適度な強さの信号
 6:適度な強さの信号
 7:かなり強い信号
 8:強い信号
 9:非常に強い信号

引用元http://ja.wikipedia.org/wiki/RSTレポート

完全に相手の音声が理解でき、信号強度が強い場合は『59(ファイブナイン)です』と送ります。

カード交換については以下のページで解説しています。

アマチュア無線でカード交換(QSL)をするならログが必要!

「ファイナル」で派手に”お開き”宣言しようぜ!

さて、楽しいラグチューを何十分もして、いよいよネタも無くなってきたし、眠たいし・・・ここらで楽しいQSOも切り上げたいなあ・・でも、なんだか相手に悪い気がするし、交信を終わるキッカケがつかめないなあ・・・と思うこともあるでしょう。

大丈夫。こんな時は交信終了宣言である「ファイナル宣言」をしましょう。アマチュア無線でそろそろ切り上げたいときのお約束の文句です。「では、そろそろこのへんでファイナルをお送りさせていただきます」などのように使用してみてください。ファイナルが送られれば、相手も、そろそろ切り上げ時かな、と理解します。

でも名残惜しいのか、ファイナルを宣言したのに、その後も長々としゃべり続けてしまうことがよくあります。

ハムの世界で「ファイナル」はもう一つの意味があり、無線機の終段回路を指します。俗に言う『ファイナルを飛ばす』は無線機がぶっ壊れたことを意味します。

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