アマチュア無線局免許状用額縁 A5サイズ (木地)

国家試験に合格!申請してようやく従事者免許証も届いた!さあ、無線機を今すぐ買いに行って帰りに山の上でCQを出すぞ~!」

とならない(というか、やってはいけない)のが、アマチュア無線を規制する日本の電波法です。

なんで?無線機を買ったら開局申請をして無線局免許状(いわゆる局免)も取得する必要があるためです。

さあ、それでは無線局免許状について詳しく解説いたします。

そもそも、無線局免許状(局免)ってなあに?

さあ、従事者免許の取得はお済みですか?でも、従事者免許証を取得しただけでは無線機を買った直後にその無線機の使用はまだできません(ただし、社団局やゲストオペレーター制度を活用し、OMさんの無線機を借りて運用するお手軽な方法もあります)。

従事者免許を取ったならば、今度は無線局免許状(局免)を申請して、開局申請を行いましょう。

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なお、日本のアマチュア局の無線局免許には、個人が開設するアマチュア局に与えられる個人局と、団体が開設するアマチュア局に与えられる社団局の二つがあります。

アマチュア無線を始める人の多くが「個人局」として自分のコールサインを手に入れたいと思うのではないでしょうか。

ですから、普通はアマチュア無線局の開局申請を行い、局免を取得するのが、従事者免許取得後の一般的な流れだと思いますので、今度は局免取得の流れを解説いたします。

局免が交付されると、そこにはあなただけのコールサインが記載されています。局免と同時にもらえる「呼出符号」とは?

アマチュア無線局はそれぞれ呼出符号(コールサイン)を持っています。誰とも被らない、世界に一つだけの貴方だけのコールサインです。

アマチュア無線に限らず、無線の世界では自局のコールサインを明示して交信をおこなうことが定められています。前述したとおり、コールサインはあなただけのものであり、自分が誰なのかを明確に示すことができます。

無線局免許を申請すると免許が送付され、それに書かれているのが、あなたのものとなるコールサインです。

これは国際電気通信連合(ITU)が国際呼出符号字列分配表に基づいて定めており、通常、国番号、エリア(都道府県)番号の3つのプリフィックスと、3文字のサフィックスで構成されており固有のコールサインです。

余談ですが、テレビ局なども放送局ですのでコールサインを持っています。

Q符号(QRAなど)やSOSやOSOなど電信略符など混同される可能性があるものは原則として発給されません。

日本ではQRAからQTZのサフィックス(末尾の3文字)が発給されません。また、コールサインを見ると上から3番目に数字が入っていますよね。

この数字は北海道なら8、関東なら1、東海なら2と全国それぞれの総合通信局管内で定められており、0から9まであります。通常は申請者が居住する各市町村を管轄する総合通信局から指定されます。

どんなコールサインが与えられるかワクワクしますが、自動車の希望ナンバー制度のようなものはありませんから、”希望サイン”は取得できません(ただし、免許失効により以前自分が使用していた旧呼出符号をもう一度使いたい場合、希望が可能です)。なお、現在交付されるコールサインは6文字です。

コールサインの下三ケタをサフィックスと呼びますが、交付された年代によっては2ケタの場合もあります。サフィックスが2文字は、かなりの大先輩であることを表しています。

また、コールサインのはじめの三ケタをプリフィックスと呼びます。今はインターネット上に総務省がコールサインを公開していますので、簡単に調べることができますが、昔はコールブックというコールサインが掲載されている電話帳のような本もCQ出版社から発行されていました。

なお、総務省のサイトには局免発行から約3週間程度で掲載されますが、掲載される情報についてはコールサインと送信出力や電波形式のみで、個人の氏名や住所は非公開ですのでご安心を。

このコールサインについて面白い話があります。

あのゲームソフト会社「ハドソン」といえば、北海道札幌発のゲームソフト会社としてとくに80年代、名を馳せました。

現在はコナミに「吸収合併」され、会社もブランドも消滅しましたが、実はこのハドソン、もともとはアマチュア無線ショップでした。

そして、同社のシンボルマークである「ハチスケ」は北海道地区のエリアナンバーが「8」であったことから当時の社長が考案したそうです。

さて、どうでしたか皆さん。それでは皆さんも善は急げで早速、局免取得のための申請作業にとりかかりましょう!

え?申請がめんどくさそうだし、ゲスオペでやるから局免はいらないって?

もちろん、ゲスオペも素晴らしい制度です。でも、ここまで来たならば、ぜひ、無線局免許状も取得してみてください。局免の取得に試験などないので大丈夫。

「総務省電波利用電子申請・届出システムLite」は非常に便利で、すでに従事者免許の発行を受けている人ならば、これを使えばあっという間に申し込めて、あとは申請手数料を郵便局などから支払うだけで局免が取得できますよ。

局免が無くてもアマチュア無線が運用できる「ゲスオペ」とは?

1997年に導入された「ゲストオペレーター制度」は、アマチュア無線の無線局免許状を持っていない人でも、従免さえ持っていれば、アマチュア無線が運用できるという夢の制度です。

具体的に言うと、すでに局免を持っているOMさんの無線設備を訪問し、OMさんのお客さんとして運用させてもらう・・ということ。

もちろん、電波の出力、それに周波数などはこの制度を利用する人の所持している従事者免許の級に許可された範囲内の操作に限られます。

つまり、訪問先のOMさんの免許と設備が第一級アマチュア無線技士のものであっても、あなたが4級であったならば、あなたが行えるのは4級の操作範囲内のみです。

また、ゲスオペ運用時でのコールサインは訪問先のOMさんのコールサインを使用し、コールサインの最後にあなたの名前を付け加えて、ゲスオペでの運用だとわかるようにしてオペレートを行うのが通例です。

局免が来るまで待てないという人は、OMさんにお願いしてゲスオペで運用してみるのも良いでしょう。

参考 ジャール公式サイト

http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-2_Regulation/guest_op.htm

それでは次のページでは局免申請手続きの流れ・・・まずは総務省の電子申請システムLiteを解説します。


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