デジ簡の主流はハンディ機の1Wタイプと5Wタイプ。入門用の廉価デジ簡機でオススメはどれ?

デジ簡機にはハンディと車載のモービル機の2種があり、1Wから最大5Wのモデルが各社から販売されています。2018年現在、デジタル簡易無線機の市販価格は比較的値下がりを続け、ひところよりも手ごろになりました。

数あるデジ簡機のなかでも、人気が高いのはやはりハンディ機です。電波の飛びを重視するなら5Wタイプを選びたいですが、その分、サイズや重量が増すので、携帯性も考慮してください。5W機は大型バッテリーのせいで厚みがあるので、決して正面から見たデザインだけで購入を決めないでください。

デジタル簡易無線機のハンディ機

レビュー数ではハイパワーのIC-DPR6が約2倍でダントツ人気ですが、もっとも低価格のデジ簡機で入門機とも言えるIC-DPR3も人気です。なお、IC-DPR3には全チャンネルを自動的にスキャンするメモリースキャン機能がありますが、IC-DPR6には全チャンネルスキャン機能がついていないのでご注意を。

高い防水性能を有した主に業務局向けのリーズナブルな実用機IC-DPR3ですが、シガーライター電源アダプターが純正で発売されてないことや、全チャンネルスキャンがついているわりにはSメーターがないなど、ちょっと業務向け、ホビーユースとどちらの面でもカユイところに手が届いていないかな、という印象はあります。

1W機のIC-DPR3でも距離を伸ばしたければ、社外アンテナ(ハンディ用や車載のマグネット式)の交換で十分実用的です。

気になるデジ簡の交信距離は?侮るなかれ。高い5W機を買う前に、まずは意外とよく飛ぶ1W機+『車外アンテナ』を試す価値は充分にあり!

実はIC-DPR3には裏コマンド『▲▼ボタン同時押し』で周波数表示できる機能が搭載されています。ただ、小数点が表示されないので見にくく、電源オフで毎回元に戻るので、簡易的な機能でしょう。

なお、ハンドマイクは別売ですので、便利に使いたいならマイクは必須です。運転時もマイクを使わなければ、違反となりますのでご注意を。

モバイルバッテリーからUSB充電可能のバーテックスタンダードのVXD1も人気です。旅先でのバッテリー上がりを気にすることはもうありません。

デジ簡のモービル機

モービル機はこれまで、レジャー目的の方には高価なので敬遠されることが多かったのですが、2017年6月にアルインコ社が新型デジ簡モービル機DR-DPM60を発売しました。それまでのモービル機よりもリーズナブルな価格に設定されています。それでいて、機能に劣った点もありません。

液晶画面はスタンダードなグリーンカラーのほか、複数のカラーを選択可能です。

入門機の次はこれ!5W機で全チャンネルスキャン機能搭載、しかも大容量バッテリー!アルインコDJ-DPS70(KB)がカッコいい

複数チャンネルの巡回受信を可能にする全チャンネルスキャン機能は、私たちフリーライセンス&ホビー局向けデジ簡機にはぜひとも欲しい機能ですが、アイコム社では廉価モデル機であるIC-DPR3には搭載されていても、5W機の人気機種IC-DPR6では搭載していません(後継機のIC-DPR7にはあり)。

そのような事情から、5W機で全チャンネルスキャン機能搭載、しかも大容量3200mAhバッテリーまで搭載されているアルインコDJ-DPS70(KB)が、おなじみのももすけさん(ながおかHR420)などのメンターをはじめとするフリーライセンス各局にすこぶる高い支持を得ています。

前モデルのDJ-DPS50で不満だった音質の悪さが飛躍的に改善されたほか、周波数表示ならびにSメーター表示など、ホビー局にはとっても便利な各種機能もあり。

DJ-DPS70シリーズには通常バッテリー(7.2V/2200mAh)のDJ-DPS70(KA)と、大容量バッテリー(7.2V/3200mAh)搭載のDJ-DPS70(KB)、そしてKAのイエローバージョンのDJ-DPS70(YA)の3バージョンがあります。

また、アルインコ社による製品保証期間が1年ではなく、2年である点も人気の秘密です。

結局、おすすめはどれ?

安価で揃えたいなら実勢価格2万円のアイコムIC-DPR3をおすすめいたします。小型の1W機ならではの携行性がお手軽。ただし、IC-DPR3は純正のシガー充電用アダプターが発売されておらず、モービルなど移動運用では不安が残るところ。

CQオームさんではショップオリジナルでDPR3用のシガーアダプターを販売しています。https://www.cqcqde.com/fs/cqohm/33457

5W機で移動運用が多く、モバイルバッテリーでの充電も可能なDJ-DPS70KBは大変おすすめです。

なお、ハンディ機を車で運転中に使う場合は、かならずハンドマイクをつけて運用してください。

そしてデジ簡機の交信距離をさらに伸ばしたいなら、ロングアンテナや車用のモービルアンテナで対応可能です。以下の記事にて実際に使用したデジ簡用アンテナのレビューを行っています。

気になるデジ簡の交信距離は?侮るなかれ。高い5W機を買う前に、まずは意外とよく飛ぶ1W機+『車外アンテナ』を試す価値は充分にあり!

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