モービル機でモービル運用をしてみよう!144MHzや430MHzで運用するモービル機は短いアンテナで運用できるので自宅はもちろん、自動車運用も難なく可能!

セパレート式の操作パネル・タイプがおすすめ。

無線機の操作性は、無線機本来の操作性に加えて、取り付け自体で大きく左右されるでしょう。現在の多くのモービル機では、セパレートタイプという「分割」タイプになっています。

つまり、操作パネル部分だけ運転席の操作しやすい部分に固定できる仕組みです。無線機本体は助手席の座席下に設置するなどしてスマートに配置できるので、利便性が高くおすすめです。

なお、ハンディ機のマイクと違ってモービル機の場合はマイクではなく、本体側のスピーカーから音が聞こえますから、本体もできるだけ運転席の近くに置くか、あるいは外付けスピーカーを一緒に購入し、スピーカーだけを運転席付近に置くといった運用をとります。

筆者は助手席の座席下に置いた本体付属のスピーカーから受信音を聞いていますが、全く問題なく明瞭に聞こえます。

操作パネルは付属のブランケットを使わずとも、3M製の車内用の強力粘着テープがあればコンソールに穴を開けたりしなくても、強固に貼り付けて固定できます(ただし、夏場の猛暑は月に2回の貼り直しが必要。秋冬春は全く問題なし)。

スポンサーリンク

車内の無線機は隠すべきか?もちろん、お好みで

さて、モービル機を買ったならば、その無線機を車に取り付けますが、セパレートのパネルをどこにつけるかがちょっとした問題です。

というのも「この車は無線をやっている」ということを外から知られたくない人もいるでしょう。え?いない?いると仮定して話を進めましょう。とくに覆面パトカーではアンテナ同様に車内の無線機を隠すことに努力がされてきました。

例えば、助手席の無線機にカバーをかけたり。

http://www.primenon.com/kuro/event/20070429chian/20070429-10.jpg

最近有名な覆面パトカーのキザシなどは、無線機自体をグローブボックス内に秘匿し、ケーブルとハンドマイクだけがボックスドアの穴から出ており、以前から比べるとスマートな秘匿と言えるでしょう。

ただ、正当に免許を受けているアマ無線家の場合は、車内の無線機を特に秘匿する必要など、もちろんありません。しかし、これ見よがしに見やすいところにパネルを設置することもないように思えます。

とくに盗難警報装置の無い車の場合などは、無線機搭載車であることを隠したほうが良いかもしれません。これ見よがしに、ハンドマイクをバックミラーに付けた吸盤フックから吊り下げるハムもいて、格好いいな、いつかは自分も・・と思っているのですが、ちょっと筆者には度胸がありません。

モービル機のバッテリーはどこからとるの?

さて、初心者が最初に気になるのが、電源の問題ではないでしょうか。無線機はバッテリー直結で配線するのが基本なのですが、素人がやると危険ですし、失敗する可能性が高いでしょう。

ですから、あまり車のメカニズムに詳しくない場合、そう簡単に自分でバッテリーから直結するのは現実的ではありませんから、無線ショップにお願いしましょう。

気軽に別料金で引き受けてくれるでしょう。通販で購入した場合は整備工場で架装してもらうか、地元のOMさんなどの助言や支援を得るなども有用です。

実は、もっとも手軽に電源をとれる方法があります。シガーライターから直接電源を取れるシガーケーブルが発売されていますので、こちらを使用しても良いでしょう。

無線機のT型カプラとシガーケーブルのカプラをつなぎ、シガーソケットにつなぐことで、誰でも簡単かつ安全に電源が取れます。

しかし、シガーケーブルで運用すると、楽でいいことばかりではありません。受信では全く問題が無くても、送信時にはエンジンノイズの雑音が混じったり、電圧が低いと無線機が安定的に作動せず、無線機に負担がかかります。

また、高出力の50w機では使用できませんので、使えるのは20w機までという制約があります。というより、車のバッテリーで50wの無線機を運用するというのは現実的ではないのかなと思います。

多くのリグでは必要に応じて無線機の出力を切り替えることが可能ですので、小出力で使用すれば大丈夫です。その場合もバッテリー上がりなどにご注意ください。

ただ、この方法はとくに年季の入ったOMさんからは幼稚な手法と見られているのが実際です。

無線機の次はアンテナも必要ですが、以下の別ページにてモービル用各種アンテナについて解説します。

モービルアンテナに悩む!現在市販されている自動車用アンテナの種別

次のページではモービル運用と無線局免許、いわゆる職質についてのお話をします。

スポンサーリンク