20000人の戦わない自衛隊員・・防衛事務官とは
「防衛事務官」とは、自衛隊に所属しながらも戦闘任務を行わない文官(非戦闘職種)の職員であり、その多くは「一般職の国家公務員」です。 防衛省・自衛隊で働く約20,000人(2024年現在)の「戦わない人々」は、主にこの防衛…
「防衛事務官」とは、自衛隊に所属しながらも戦闘任務を行わない文官(非戦闘職種)の職員であり、その多くは「一般職の国家公務員」です。 防衛省・自衛隊で働く約20,000人(2024年現在)の「戦わない人々」は、主にこの防衛…
世界各国に派遣される自衛官「防衛駐在官」 日本の防衛外交を担う現場とは 日本の陸・海・空自衛隊には、世界各国の在外日本大使館に派遣されている佐官級の自衛官がいる。彼らは「防衛駐在官」と呼ばれ、防衛省から外務省に出向する形…
自衛官の制服に見られるさまざまな徽章(バッジ)は、単なる装飾ではなく、隊員の専門分野や習得した技能、さらには功績を表すものである。これらの徽章は、本人の経歴や経験を映し出す「鏡」と言っても過言ではない。 防衛記念章 防衛…
画像の出典:陸上自衛隊公式サイト 陸上自衛隊が編成している「部隊訓練評価隊(通称:アグレッサー部隊)」は、戦闘訓練における仮想敵役(Opposing Force)を専門とする極めてユニークな部隊である。 OPFORの概念…
創設当初、陸上自衛隊の作戦単位は、「管区隊」を基本としていた。 これは旧日本陸軍の「師団制」とは異なり、戦後日本の再軍備が「警察的性格」を帯びていたことの名残であり、内地警備や治安維持の色合いが強かった。 管区隊は各地方…
自衛隊と「特殊部隊」のイメージ変遷──フィクションが描いたその実像と虚像 「もしも日本に非公然の自衛隊特殊部隊が存在していたら――」。 その仮定は、ただの空想ではない。現実と地続きの危機管理の不在を映し出す鏡として、本作…
「鉄帽」は鉄ではない──88式鉄帽の実態と進化 自衛隊における戦闘用ヘルメットは、通称「テッパチ(鉄鉢)」と呼ばれてきた。これは旧日本軍時代から続く俗称であり、装備品としての正式名称は88式鉄帽、あるいはそれ以前の66式…
自衛官の制服は、まさに「国を護る者たち」の象徴として威厳と機能を兼ね備えている。 諸外国の軍服に引けを取らないデザインは自衛官の士気を高め、任務への決意を支える重要な役割を果たすという、れっきとした役割がある。 防衛省自…
さて、自衛隊には食堂の食事をはじめとして、さまざまな飯が隊員に配給されているわけですが、そのなかに救命糧食なるメシもあります。 その名のとおり、救命を目的としたもので主に艦艇や航空機に搭載されている非常食なのです。 海難…
🛩 退役した陸自偵察ヘリ「OH‑6J/D」とは? OH-6J/D偵察ヘリ 後期型は闇の目である赤外線ライトを持つ その名の通り災害派遣では観測、有事には偵察とその機動性と高速性を生かして運用された。たまご…