2025年 | ページ 2 | シグナリーファン@自衛隊

2025

小火器

陸上自衛隊が「7.62mm対人狙撃銃 G28E2」を新規導入で狙撃戦術はどう変わる?

2025年、陸上自衛隊は7.62×51mm弾を用いるヘッケラー&コッホ社製「HK G28 E2」を調達、「7.62mm対人狙撃銃 G28 E2」として各普通科連隊等に配備を開始しました。これまでボルトアクションのM24で行われてきた陸上自衛...
自衛隊の解説

自衛隊の官品迷彩服、意外な場所での縫製体制とは?

陸上自衛隊の迷彩服は、日本国内の大手企業と特殊な製造ルートによって生産されています。官品迷彩服の製造のながれ主な製造企業は繊維大手のユニチカで、染色工程は子会社である大阪染工が担当しています。大阪染工では、自衛隊の要求仕様を上回る性能の繊維...
航空自衛隊

航空自衛隊の配備する迷彩服

航空自衛隊の迷彩(初期)航空自衛隊(空自)でも、陸上自衛隊と同様に迷彩服の運用が行われてきました。歴史的には、1980年代後半から陸自の熊笹迷彩(迷彩服1型)を基にした、やや暗色寄りの独自パターンが一部部隊で採用され始めています。この暗色化...
海上自衛隊

海上自衛隊の配備する迷彩服

海上自衛隊は2012年、ついにブルーのデジタル迷彩服を導入した。長年の悲願であった「独自迷彩」として注目を集めたが、その実用性については当初から疑問視する声も多かった。この迷彩は米海軍の「Navy Working Uniform(タイプ1)...
世界の軍事

第二次世界大戦でソ連だけが女性を戦闘員として動員した理由とは

第二次世界大戦においても、女性兵士そのものは珍しい存在ではありませんでした。多くの国で女性は戦争遂行のための後方支援や補助任務に動員され、看護、通信、事務、労働など多岐にわたる役割を担っていたのです。しかし、狙撃手や戦車兵、爆撃機のパイロッ...
世界の軍事

時代別に見る女性狙撃手の役割の変遷

軍事における狙撃手は、単なる射撃の専門家ではなく、戦場における重要な戦力として位置づけられます。その存在は指揮官やエースパイロットと同様、戦況に大きな影響を与えることがあります。戦闘が激化すると、戦意を高める目的で狙撃手の功績が称えられるこ...
小火器

陸上自衛隊はなぜ狙撃銃を導入してこなかったのか

陸上自衛隊は2000年代初頭、専用の「対人狙撃銃(M24 SWS)」を導入し、狙撃要員の教育・配備を本格化させました。M24 SWSはアメリカ製で、2002年(平成14年)ごろに評価・調達手続きが開始され、その後順次、全国の普通科連隊や第一...
小火器

敵を進撃遅滞させるスナイパーの運用は心理戦

狙撃は兵科の中でも「心理戦」の側面が強い任務です。狙撃手は派手に身を晒して撃つのではなく、まず「発見されないこと」を最優先に行動します。米陸軍の狙撃訓練マニュアルは、狙撃の任務に「敵の行動を遅滞させ、恐怖と混乱を与える」と明記し、同時に「最...
小火器

陸上自衛隊が調達したバレットM95対物ライフル

現代の陸上自衛隊において、もはや狙撃は特殊任務だけの技術ではなく、部隊運用と切り離せない戦術の一要素になっています。2000年代以降、対人狙撃銃としてM24SWSが各部隊に配備されてきたのに続き、2023年にはその光景となる7.62mm対人...
対戦車・対空火器

対人ライフル、対戦車ライフル、対物ライフル…その違いとは

ライフルを語るとき、「対戦車ライフル」「対物(アンチマテリアル)ライフル」「対人ライフル」を同列に扱ってしまいがちです。混同が起こる原因のひとつは、現代の報道や一部の書籍で「対物ライフル=対戦車ライフル」と表現される場合があることです。特に...