本当にMSSS対応なの!?セルスター『AR-333』ユーザーによるテスト動画登場!またもMSSSに無反応w

記事内の引用について 動画『話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー』

「探知距離0!」という衝撃的なテキストが躍る、驚愕のレーダー探知機レビュー動画が話題となっています。

そう、先日に引き続き注目を集めているのは、MSSS対応を謳うセルスターのレーダー探知機の新製品 AR-333

今回は、その実験動画に焦点を当ててご紹介いたします。

なお、『AR-333の使用レポート』に関しては、前回の記事でもご紹介しておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

【警察でも発売が話題】『新型オービスMSSS』対応のセルスター新型探知機『AR-333』が目前でも『一切反応しません』とTwitterで報告され話題

上記のユーザーレポートによれば、その探知の結果は製品の仕様に対して懐疑的かつ残念なものだったことはお伝えの通り。

セルスターの『AR-333』は全国の一部地域で普及が進むセンシス社の新型オービス『MSSS』に対応すると表記されていただけに、この衝撃的な結果は多くの人を落胆させたようです。

そして本日、新たに別のユーザーによるAR-333のテスト結果の報告があったようです。

今回の動画は、北海道内の交通取り締まり現場を取材されている『北海の玉』さんによるもので、タイトルは『話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー』となっています。

そのタイトルからも伺えるように、視聴者の期待とは裏腹の性能を示唆している印象があります。

AR-333の名誉挽回となるのかどうか、果たして。

テストレンジは札幌市厚別区の国道12号と江別市西野幌の道道46号の2ポイントで、どちらも同じセンシス社の新型オービス『MSSS』が使用されていたとのこと。

結論から言うと、今回のテストでもARー333はMSSSに対して全く反応なし。検知不能。警告を発しなかったとのことです。

鳴らない、電話・・じゃなくてAR-333。 画像の出典 『北海の玉』さんによる動画『話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー』

この一件について、北海の玉さんも思わず「ナニがMSSS対応なッ……」と興奮気味に所感を述べられていました。

「対応なッ……」の後に何らかの言葉が怒りを込めて続いていたように思われますが、編集によってその部分はカットされ、数秒間の沈黙と黒背景が挿入されていました。

おそらく、「察してください」という意味だったのかもしれません。

いずれにしても、相当な衝撃を受けたことがうかがえます。これは視聴者も同様だったようで、セルスターに対する厳しい意見が数多く寄せられているようです。

『MSSS対応を謳って実際は反応しないのって、景品表示法違反にならないんでしょうか?』

出典 話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー

消費者の購入意欲が削がれてしまうことを危惧する声。

これ見た人は絶対に買わない結果になりましたね…

出典 話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー

地雷原突破報告をする人も。

おかげさまで地雷踏まなくて良かったです。

出典 話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー

またメーカーに対応を求める声。

メーカーさんにもどうして反応しなかったのか検証してほしいですね。

出典 話題の移動オービスMSSS対応レーダー探知機 驚きの反応結果に呆然!2023年最新セルスターAR 333をちょっと使ってみての簡単レビュー

動画が投稿されてから時間が経過したことで、さらにコメントが増えてきています。中には、ユーザーの受光部の設置場所について疑問を呈する声や、真偽は不明ながら「北海道のMSSSは本州と周波数が異なるらしい」といった興味深いコメントも見られました。

当の北海道の玉さんも、「なぜ反応しなかったのかよくわからないが、原因は知りたい」と困惑した様子。

現時点で憶測で語ることは避けるべきですが、ユーザー側の設置状況や使い方の問題、あるいは取り締まり当局がMSSSに対してセルスター製品では“予期し得ない操作”を行った可能性など、さまざまな要因が考えられるかもしれません。

とはいえ、実際にMSSSの前で検証を行った複数のユーザーから「無反応だった」との報告が寄せられていることを踏まえると、まだMSSSに遭遇していない購入者にとっては、4万円という出費が不安を残す結果となってしまったようです。

なお、前回の記事でも触れましたが、ライバルであるユピテル社からも、同様にMSSS対応をうたうレーダー探知機シリーズが新たに発売されています。

ユピテル社の公式動画では、北海道内のMSSSによる取り締まり現場での実験の様子が公開されており、実際に650メートル手前から警告音を発している様子が確認できます。

いずれにせよ、「MSSS対応」として発売されたセルスター社の『AR-333』が、実際には「無反応」「沈黙」であったとの報告が相次ぎ、今回の騒動は大きな物議を醸しています。

もっとも筆者には、セルスター『AR-333』が本当に消費者の期待に応える性能を持っているのかどうか、確たる評価を下せるほどの知見はなく、現時点では断定的な結論を出すことはできません。

新たなオービスに対応するレーダー探知機を求めているユーザーにとっては、どちらの製品を選ぶかはある程度自明であるように思われますが、今のところセルスター社からは公式な声明は出されておりません。

上記の動画内のコメントにもあるとおり、ユーザーの不安を払拭するためにも、メーカー側からの何らかの説明が求められます。

なお、追記となりますが、後日のテストにおいて『AR-333』がMSSSに対して警告を発した様子を収めた動画も、「北海の玉」さんによって投稿された模様です。

ただし、こちらの内容もまた衝撃的な結果となっているようです。

北海道におけるセルスター『AR-333』実使用テストにおいて、ついにMSSSを探知してドライバーに安全運転のアドバイスをする動画が話題!しかし……