受信機を買ったら社外品の高性能アンテナも絶対買おう!

さあ、みなさん受信機は購入されましたか?付属のゴムアンテナは箱にしまうか、猫じゃらしにでもして、別途購入した金属製の伸縮式ロッドアンテナに交換しましょうね。1にも2にもまず、アンテナ。いくら高性能のIC-R6といえども付属のアンテナでは性能が発揮されないのです!

基本的に受信機付属のアンテナは、高空から飛んでくる航空無線や近所を走るトラック野郎の電波しか拾えませんので、別売のアンテナメーカー製のものと即交換することを強く推奨します。そうしなければ、どんなに受信機が高性能でも宝の持ち腐れになってしまいますよ。

アンテナ・メーカー各社からはさまざまな種類の高性能アンテナや、V/Uエアバンド用など周波数ごとに専用のアンテナも発売されていますから「自分の聞きたい無線周波数」が決まれば、自ずとその帯域専用のアンテナが必要になると思います。

「うちの近所は業者も行政も無線やってる人は誰もいないのかい・・・・」と思っていたものが、アンテナ交換で一気に受信率がアップします。

大型のアンテナを屋根に建てたりせずとも、受信環境は改善されますよ。

ただし、金属製ロッドアンテナは柔軟性が低く折れ曲がりやすいので、ぶつけないように注意が必要です。もちろん、周波数はあらかじめ正しくメモリーしたうえで受信してくださいね。

どんなアンテナが良いのか?

IC-R6などの手軽なハンディ受信機を移動時に使う場合は、基本的にハンディ用のアンテナを使うのがいいでしょう。複数の周波数を楽しみたい場合は「ワイドバンド(広帯域)対応」とか「ワイド受信」と明記されたアンテナを購入しましょう。

車に乗られる方であれば、車用の「モービルアンテナ」を使ってみるのも良いでしょう。

モービルアンテナに悩む!現在市販されている自動車用アンテナの種別

受信機には主にSMA(ねじ込み式)やBNC(簡易着脱式)など接栓の種類が複数タイプありますから、注意をしましょう。

間違って買ったとしても、変換コネクターを数百円で買えば、各種の口金に変換できます。お金に余裕があれば、変換コネクターも各種持っておくと助かります。なお、IC-R6、VR-160、DJ-X8など一般的な受信機はSMA接栓です。SMAと明記されたアンテナを購入してください。

ハンディ受信機用2大人気アンテナはこれだ!(2017年度)

第1位 SRH789


最短で20センチから最長で80センチまで展開できる金属製の伸縮式6段ロッドアンテナで、95MHz~1100MHz帯の広帯域まで対応しています。

かなり高性能で消防無線(アナログの署活系無線)や航空無線はもちろん、業務無線もアマチュアもこれ一本で、広範囲に受信してくれました。95MHz以下はダメなの?というとそんなことは全然なく、60MHz帯域の防災無線もバッチリ大丈夫。

ラジオのアンテナのように細いため、折れ曲がりには注意が必要ですが、性能はハンディ用としてはかなり上位に入り、確実に受信機の付属アンテナの性能より数倍優れているでしょう。ただ、最短でも20センチなので携行性にはやや難あり。

アマチュア無線のハンディで使用した場合に送信も可能です(耐入力は10Wまで)。

第2位 SRH920


どうしてもアンテナを短くして携行性および秘匿性を優先させたい場合は口紅サイズのリップアンテナを使いたいところですが、さすがに短いので受信性能に劣るため、空港で受信するのなら問題ありませんが、街中で「何でもかんでも」各種無線を受信するには不向きです。

そこで、口紅サイズからもう少しだけ長さを伸ばしてアンテナ長と性能のギリギリの両立をさせたのが、この人気のヘリカルアンテナSRH920です。SMA接栓タイプでオーソドックスな小型サイズアンテナですが、50/144/430MHz/エアーバンド/150/300/450/800/900MHz帯受信対応と、全長10.9cmながら高性能です。スタイルも良く、業務無線を彷彿とさせます。

耐入力6wで送信も可能です。

 

受信のみと送信もできるアンテナ、違いはなに?

一般的に受信機で受信専用に使うのであれば、受信専用アンテナでかまいませんが、将来アマチュア無線の免許を取って無線機を購入し、アマチュア無線の運用も併用して行うことを考えていれば、きちんと送受信できるアンテナを買っておくのも良いでしょう。

耐入力○○Wまでと書かれていれば、送信が可能なアンテナです。

一方、送信不可と明記されているものは受信専用ですので、送信には使えません。もし、使うとアンテナどころか無線機も壊れてしまう場合があるので、絶対に送信しないでください。

自動車で受信する場合

受信機を自分の車に積んで、移動しながら受信する場合もハンディアンテナをそのまま使って良いでしょう。ある程度は入感します。

しかし、できるだけアンテナを車外に出したほうが、微弱な電波も受信できます。

ただ、アンテナを屋根につけるとパトカーに止められたり、屋根に傷が付いたり、日焼けしたり、駐車場でアンテナをぶつけたり、挙句の果てに盗まれたりすることもあるので、あえて外に出さないほうが良い場合もあるでしょう。

その点はアマチュア無線のモービル運用の場合のアンテナのページでも詳しく書いていますが、人それぞれ、多様な運用スタイルがあると思いますので、受信性能を優先するか、秘匿を優先するか、ぜひ研究されてみてください。

ですが、やはり車外にアンテナを設置することで、より良好な受信を楽しめます。

まずは、3000円~4000円程度の「マグネット一体型アンテナ」でも、受信機付属アンテナで受信するより遙かに受信感度がアップしますから、一本試してみるのも良いでしょう。例えば、マグネット一体型のM-72S(SMA接栓タイプ)は、144/430Mhz帯域だけが高感度になっているタイプですが、実際に使ってみるとアマチュアの144/430帯域のほか、航空無線消防無線も何ら問題なく明瞭に入ることがわかるでしょう。144/430Mhzの普通のモービルホイップであっても、それなりにワイド受信が楽しめるのです。

取り付ける場所は車のルーフ(屋根)になり、一番手軽な取り付け方法がマグネットベース(基台)を使う方法です。

磁石ですので、車の屋根に簡単に貼り付きますが、マグネットと屋根の間に小石や砂などが入り込んだまま走行すると、屋根にひっかき傷がつくので注意しましょう。マグネットは強力で指を車のルーフとはさむ危険性があるほど通常の走行では外れることはありません。

また、モービル用アンテナも室内で使うことができますが、本来は車のルーフに装着することでアースが作用し、アンテナ本来の性能を発揮します。

ですから、室内で使う場合もベランダや屋根の金属面に張り付けてアースを作用させたうえで受信するほうが良いでしょう。ただ、受信のみならあまり気にしなくてよいかもしれません。

山の上で受信してみましょう

自動車を所有していれば、高い山の上に出かけて受信してみましょう。平地に比べ、はるかに多くの交信を受信しやすくなるでしょう。

デジタル化により、消防無線の市町村波受信は不可能ですが、航空無線や各種業務無線などはさらに広範囲で聞くことができて、とても遠い地域の市町村名が交信に出てきたりなどすれば感動ものです。

最終手段・・・自宅の屋根にアンテナを立てよう!

家で受信機を使う場合も窓辺に本体やアンテナを置いておけば、それなりに受信してくれます。

しかし、どうせ自宅という好環境にあるのですから、ベランダや、いっそのこと屋根の上にアンテナを立てるのも良いでしょう。

上で紹介した自動車用のマグネットベース式のアンテナをポンと置くだけでも構いません。ただし、お家やお部屋の広さによっては自動車の場合と違ってケーブルを長くする必要がありますから、その場合は別途、同軸ケーブルを買い足してください。

実は、アンテナ同様に同軸ケーブルもやはり重要で、太いほうが一般的には電波の減衰を減らします。

また、自宅で固定して使うのであれば、ディスコーンアンテナや指向性の八木アンテナなど大型のア

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ンテナを屋根の上に設置すれば、もう文句がないほどあらゆる電波を拾う事ができるでしょう。

とくにディスコーンアンテナは円盤(ディスク)と円錐(コーン)を組合わせた特殊な構造になっていて、低い周波数から高い周波数までの広帯域受信に威力を発揮するアンテナです。

もし、飛行場などに行く機会があれば管制塔付近を見てみましょう。破れ傘を開いたような独特の形状のアンテナが設置されています。

価格は8000円程度からと安価ですから、より多くの周波数を受信されたい場合は使ってみてください。ただし、「この家は受信マニアが住んでるぞー」と一発で悟られてしまうでしょう。八木アンテナも同様に鋭い指向性を持ったアンテナで、とくにテレビ受信用として知られていますが、広帯域で使用しても良好な受信性能を発揮します。


また、部屋の外にアンテナを立てる場合は普通、壁などに穴を開ける必要がありますが、抵抗のある方も多いと思います。そのような場合、このようなサッシケーブルを使ってみましょう。

これを使えば、サッシの隙間から外に通すことで壁などに穴を開ける工事が不要で屋根にアンテナを上げられます。

いかがでしたか。これらのような高性能な別売アンテナに変更することで、受信環境が飛躍的に改善されます。

また、自宅が二階建てなら、2階の部屋の窓際で受信しましょう。1階で受信してもほとんど入りません。


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