2025

自衛隊の解説

自衛官に課せられた「品位を保つ義務」と「挙措容儀基準」とは?

自衛隊員の髪型規定:「品位保持義務」に基づく厳格な統制自衛隊員は、自衛隊法第58条により「品位を保つ義務」が課されており、これに伴い頭髪に関しても厳格な基準が定められています。男性隊員は基本的に短髪とされており、髪を伸ばすことは認められてい...
特殊部隊

【考察】「オメガ7」自衛隊特殊部隊モノの原点──フィクションが先取りした“非公然作戦”のリアリティ

「もしも日本に非公然の自衛隊特殊部隊が存在していたら―」。その仮定は、ただの空想ではない。現実と地続きの危機管理の不在を映し出す鏡として、本作は今も読み継がれる価値を持っている。近年、自衛隊を題材とするフィクションがかつてない広がりを見せて...
自衛隊とメディア

自衛隊が主役・登場する国内外の映画作品

自衛隊が登場する映画には、自衛隊側が公式に協力した作品と、反対に内容や演出の都合で一切協力を得られなかった作品があります。それぞれに特色があり、自衛隊の描かれ方もさまざまです。自衛隊が主役・登場する国内外の映画作品についてとくに航空自衛隊が...
自衛隊の職種

女性自衛官を戦闘職種に就かせなかった理由は?

すでに報じられている通り、防衛省は2025年7月、女性自衛官に対する配置制限の完全撤廃を決定しました。これにより、従来から段階的に開放されていた戦闘機パイロットや潜水艦乗員などに加え、有毒化学剤や放射能などに汚染された地域で活動する可能性が...
迫撃砲・榴弾砲

迫撃砲と榴弾砲の違いとは ─間接射撃火砲の役割と構造比較

「迫撃砲」と「りゅう弾砲」はどちらも高い放物線を描いて弾を撃ち出す、いわゆる“曲射砲”に分類されます。しかし、形も運用方法もまったく同じというわけではありません。両者には明確な違いがあり、それぞれが果たす役割も異なります。詳しく見ていきまし...
世界の軍事

米軍のOPFORと「ドノヴィア共和国」とは?

アメリカ軍における「OPFOR(Opposing Force)」は、演習や訓練において“仮想敵”として行動し、実戦さながらの戦術状況を再現するために設けられた専門部隊である。その中核が、カリフォルニア州フォート・アーウィンに設置された「国家...
小火器

自衛隊の5.56mm機関銃MINIMIはFN M249を住友重機で国産化した装備品

5.56mm機関銃MINIMI(ミニミ)─国産軽機関銃としての歩みとその背景「5.56mm機関銃MINIMI(ミニミ)」は、ベルギーのFNハースタル社が開発した分隊支援火器「M249 MINIMI」を基に、住友重機械工業がライセンス契約のも...
早期警戒機・輸送機・救難機

航空救難団の任務

航空自衛隊に所属する「航空救難団」は、捜索救難の専門部隊として、航空機や船舶の遭難者救助、山岳地帯での救助活動、離島からの緊急患者搬送など、24時間体制で幅広い救難任務を担っています。24時間体制の精鋭救難部隊ーなぜ「最後の砦」と呼ばれるの...
小火器

自衛隊における銃口管理とは?

銃器の取り扱いにおける「銃口管理(マズルコントロール)」とは、文字通り「銃の銃口(発射方向)をどのように扱うか」という管理・意識を指す概念といえます。これは世界の軍隊や警察、さらには競技射撃の世界でも共通する「銃器取扱い」の核心であり、この...
自衛隊の解説

自衛隊の官品迷彩服、意外な場所での縫製体制とは?

陸上自衛隊の迷彩服は、日本国内の大手企業と特殊な製造ルートによって生産されています。官品迷彩服の製造のながれ主な製造企業は繊維大手のユニチカで、染色工程は子会社である大阪染工が担当しています。大阪染工では、自衛隊の要求仕様を上回る性能の繊維...
自衛隊の装備品

自衛隊の射撃訓練

ねえちょっと聞いて!自衛隊の射撃訓練は基本的に自衛隊の施設内や郊外の演習場、訓練場、基本射撃場で行うんだけど、陸自には「体力検定」、「格闘検定」、そして「射撃検定」など、各隊員の基本的な技能を格付けする代表的な検定があるのよ!このうち射撃検...
自衛隊の解説

3自衛隊それぞれの広報施設やイベントをご紹介。誰でも学べる施設

普段、テレビや新聞でしか目にすることのない自衛隊。その活動や装備、災害派遣での活躍などに関心を持つ方は多いものの、実際に隊員と直接ふれあったり、装備品を間近で見たりする機会はそう多くありません。そこで重要な役割を果たしているのが、各地にある...
自衛隊の職種

【陸上自衛隊】水陸機動団が日本版海兵隊と呼ばれる理由

2018年3月、長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地に新編された部隊『水陸機動団』はアメリカ海兵隊をモデルとした水陸両用部隊でです。航空機と連携し、空挺侵攻に重きを置く第一空挺団。対して、航空機に加えて海自艦艇と連携し、水陸両用車やボートを...
自衛隊の装備品

実弾を使わないGICSS(陸上自衛隊普通科部隊戦闘シュミレータ)とは?

自衛隊は安全な仮想射撃訓練を重視。実弾を使わない仮想シミュレーターを使った射撃訓練や市街地戦闘訓練とは?自衛隊では安全に銃の訓練を行うために、エアソフトガンによる屋内や閉所でのCQB(近接戦闘)訓練、ペイントボールガンなどでもより実践的な訓...
自衛隊の解説

民間人でも自衛隊の戦闘機で体験飛行できるって本当?

航空自衛隊の戦闘機による「民間人の体験搭乗(体験飛行)」は、一般に広く知られている制度ではありませんが、過去に実施された事例自体は確認されています。ここでいう体験搭乗とは、地上滑走ではなく、実際に飛行を伴うものであり、使用される機体は複座型...
特殊部隊

【史上初】特殊作戦群の実働訓練画像を防衛省の正式公表前からオーストラリア軍側が公開→削除してSNSでは物議。その背景には何が?

2022年8月に行われた「令和4年度日豪実動訓練」は、日本の陸上自衛隊特殊部隊『特殊作戦群』と、オーストラリア陸軍特殊部隊『特殊作戦コマンド』との合同訓練でした。この訓練が注目される理由の一つは、特殊作戦群の訓練の様子が史上初めて公開された...
対戦車・対空火器

対人ライフル、対戦車ライフル、対物ライフル…その違いとは

ライフルを語るとき、「対戦車ライフル」「対物(アンチマテリアル)ライフル」「対人ライフル」を同列に扱ってしまいがちです。混同が起こる原因のひとつは、現代の報道や一部の書籍で「対物ライフル=対戦車ライフル」と表現される場合があることです。特に...
海上自衛隊

空の上のグルメ!? 自衛隊の機上食とは?

飛行機に乗ったら、やっぱり機内食が楽しみになりますよね。青い空と白い雲を眺めながら、ちょっとしたご馳走を味わうのは、旅のひとつの醍醐味です。しかし、こうした楽しみは旅客機だけのものではありません。実は、自衛隊の航空機にも機上食(フライトミー...
世界の軍事

第二次世界大戦でソ連だけが女性を戦闘員として動員した理由とは

第二次世界大戦においても、女性兵士そのものは珍しい存在ではありませんでした。多くの国で女性は戦争遂行のための後方支援や補助任務に動員され、看護、通信、事務、労働など多岐にわたる役割を担っていたのです。しかし、狙撃手や戦車兵、爆撃機のパイロッ...
自衛隊の解説

自衛隊の諜報活動

スーツに身を包んだスパイが、世界を駆けめぐる—そんな映画のワンシーンのような出来事、映画の中だけでなく、実は現実でも繰り広げられています。世界が仕掛ける“見えない戦い” 情報機関の現在地とは各国の政府機関や軍事組織の中には、「情報機関(In...