2025

小火器

自衛隊の公式情報で96式40mm自動てき弾銃の威力が「手榴弾と同じ」という表現の意味を読む

陸上自衛隊が装備する96式40mm自動てき弾銃について、防衛省(陸上自衛隊)の装備紹介ページが示す諸元から、その“威力”の実像を改めて整理したいと思います。「40mmてき弾」は手榴弾と同等の破砕効果96式40mm自動てき弾銃は96式装輪装甲...
自衛隊の解説

96式装輪装甲車

96式装輪装甲車(Type 96 Wheeled Armored Personnel Carrier)は、陸上自衛隊の装輪式の装甲兵員輸送車(APC)であり、各師団・旅団に配備され、普通科部隊の機動力向上を目的に運用されています。歩兵戦闘車...
戦車・装甲戦闘車両

89式装甲戦闘車は運べて戦える兵員輸送車?

地上戦では戦車は圧倒的な戦力を誇りますが、携行式をはじめとする対戦車ミサイルには十分に対応できません。そのため、戦車の行動を支えるためには、敵の対戦車兵器を扱う歩兵を排除する役目を、味方歩兵が「護衛」として担う必要があります。IFVというカ...
対戦車・対空火器

35mm機関砲で何を撃つの?87式自走高射機関砲

戦車は地上戦で威力を発揮しますが、航空攻撃には脆弱です。そのため地上部隊の防空を補うために、砲塔に対空砲を搭載した車両、いわゆる自走対空砲(対空戦車)が開発されました。もともと対空砲は対空射撃専用の牽引式や固定式が主でしたが、それを車上に載...
特殊用途車両

自衛隊の野戦救急車を攻撃してはならない理由は?

戦場や紛争地で、救急車や医療従事者は特別な保護を受けます。国際人道法(ジュネーブ条約)は「傷病者や医療従事者、医療輸送は攻撃してはならない」と明記しており、これを示す国際保護標章として赤十字(赤新月など)が広く知られています。では、自衛隊が...
航空機

価格が高すぎた?UH-60JAブラックホークとは

画像の引用元 三菱重工日本の防衛・救難体制において、“高性能多用途ヘリ”への更新が常に課題となってきています。現在、陸上自衛隊が装備する多用途ヘリコプター、UH-60JAブラックホークは、米国のシコルスキー社UH-60型を日本向けに改良した...
高機動車・トラック類

73式小型トラックが新旧で同じ名称の理由は?

陸上自衛隊で使用される73式小型トラックには、旧型と新型で同じ「73式」という名称が付けられています。旧型はジープ形式です。一方、96年から配備されている新型73式はパジェロをベースにしています。一見すると混乱を招きそうですが、これは日本の...
高機動車・トラック類

撃たれても走れるランフラットタイヤとは

ランフラットタイヤ(Run-Flat Tire)とは、タイヤの空気が抜けても一定距離を走行できるように設計されたタイヤのことです。軍用車両の世界では装甲車、特殊車両などで採用されており、たとえタイヤが銃撃などで損傷しても一定距離・速度で走行...
航空機

【実話】海上自衛隊司令官が自らヘリ操縦し小学校校庭に着陸!何をした・・?

今ではあまり考えられないような感動的な自衛隊による住民サービスの話です。海上自衛隊版の「クリスマス・ドロップ」と呼べるプレゼント投下が行われたのは、本州最北端の下北半島、青森県佐井村と川内町(現・むつ市)の境にあった野平(のだいら)開拓地で...
特殊用途車両

偵察用オートバイの役割とは

自衛隊の偵察用オートバイは、主に陸上自衛隊の機甲科偵察部隊や普通科部隊などで運用されている車両で、迅速な情報収集と伝達を目的とした「機動偵察の要」と言える装備です。以下では、その任務と役割について詳しく説明します。【任務と役割の概要】偵察用...
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