デジタル簡易無線(登録局)にはAMBE方式とRALCWI方式の二種があります。両方式の注意点について考えてみましょう。

アルインコの独自通信方式『RALCWI方式』とは?

ご注意。AMBE方式とRALCWI方式では異なる方式のため、相互に交信する互換性はありません!

無線機に限らず、安いモノには理由があります。 デジ簡に限って言えば、アルインコの一部機種では同社独自のRALCWI通信方式にすることで、リーズナブルな価格設定に抑えられている機種もあります。

デジタル簡易無線(登録局)解説!

現在、デジタル簡易無線(登録局)で主流なのは『AMBE』方式を採用した無線機です。しかし、アルインコのみ、同社独自のデジタル技術『RALCWI方式』を採用した無線機を製造販売しています。AMBE方式はAMBE方式のみ、RALCWI方式もRALCWI方式のみが交信可能となっており、両者に通信の互換性がなく、受信、交信ともに不可となりますのでご注意ください。

アルインコ独自のデジタル技術を採用して、リーズナブルな価格を実現しました。*ご注意:弊社が採用するRALCWI方式ではないデジタル登録局とは通信できません。

引用元 アルインコ公式サイト

http://www.alinco.co.jp/product/prod_item.html?itemId=I20110727001

もちろん、同じ事業所で同じ機種をそろえて運用する場合は交信相手も、おのずと自社の人間となりますから何も問題はありませんし、むしろ、秘話コードやユーザーコードを使わずとも、一般に出回っている『AMBE』方式を使う他社との混信を防ぐことが可能です(もちろん他社もRALCWI方式を使っていれば、他社との混信も起きえます)。

デジ簡では秘話コードを使えば、ホビー局も業務局を気にせずに交信ができる!

しかし、デジ簡で不特定多数と交信を楽しみたいレジャーユースの場合、RALCWI方式の機種を買ってしまうと、ただでさえ地方ではまだまだ利用者の少ないデジ簡機で誰とも通話ができない・・なんてことが起きる場合も。フリーライセンスラジオを楽しみたい場合、購入前によく確認しましょう。

『AMBE方式』と『RALCWI方式』のまとめ

このようにアマチュア無線と違って、デジタル簡易無線の登録局では『AMBE方式』と『RALCWI方式』では、変調方式が違うため、両機種で交信できないといったデメリットは覚えておいてください。

なお、アルインコでも主流のAMBE方式のデジ簡を販売していますからアルインコファンはご安心を。人気のハンディ機DJ-DPS70KBもAMBE方式ですので、AMBE方式を採用している他社のデジタル簡易無線登録局とも通話ができます。

2017年発売の人気機種、DR-DPM60も安心のAMBE方式です。

デジタル簡易無線機で不特定多数との交信を楽しみたい方はアルインコのRALCWI方式は避け、一般的なAMBE方式を選びたいところです。逆に自社の従業員のみと業務で使用したいと考えている事業者の場合は他社との混信妨害を防げる可能性の高いRALCWI方式を導入するという選択もアリです。

というわけで、AMBE方式のデジ簡機とRALCWI方式のデジ簡機とでは通話できないということが、おわかりいただけましたでしょうか。


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