アマチュア無線技士資格取得&おもしろ無線受信 - Part 10
警察無線

地域警察デジタル無線システムと高度警察情報通信基盤システムとは

地域警察デジタル無線システムとは、地域警察官による迅速かつ的確な初動警察活動を支援するために、平成23年3月から全国の道府県警察において順次導入された通信システムです。このシステムは、携帯型無線機(PSW)と公用携帯電話(PSD)の2つの通...
広帯域受信機

カンパニーラジオは地上運行拠点(基地)と所属航空機が運航管理に使う航空無線

民間機、軍用機は安全および効率化のため、管制圏においては常に地上の管制当局から位置・高度や飛行方向、航空路等、もっぱら近距離用のVHF帯の航空交通管制通信で承認を受けて飛行しています。さらに洋上を航行する航空機との遠距離通信用としてHF帯(...
HF無線

【解説】米軍HF通信『HF-GCS』世界規模ネットワークの実態

「認証コード、アルファ・チャーリー・エコー、ロミオ・セブン・ナイン……」謎めいたフォネティックコードを耳にしたとき、受信した人々は、その背後で何が起きているのかを深く想像します。そしてその想像は、多くの場合、最悪の事態を想定する方向へと向か...
警察無線

警察無線の系統 その1『車載通信系(基幹系)』

日本警察の無線通信は、複数の独立した通信系統が存在し、それぞれが特定の役割を担っています。ここでは、警察通信の中枢的役割を持つ車載通信系(基幹系)について解説します。【注意事項】本記事は、過去に受信が合法であった時代の専門誌や公開資料をもと...
資格と免許の取得

アマチュア無線技士の従事者免許証を取得する方法

アマチュア無線を運用するためには従事者免許証(従免)と無線局免許状(局免)が必要です。ただし、現在は『アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)』があり、無資格のどなた(年齢不問)でも、有資格者の監督のもとで一定の操作(交信体験)が行えます。...
無線と国家による謀略の歴史

戦時中、日本軍が行った対外宣伝ラジオ放送『ゼロ・アワー(The Zero Hour)』とは

第二次世界大戦中、1943年から1945年にかけて、日本は米国をはじめとする連合国に対し、対外宣伝放送という形でプロパガンダ活動を行いました。その一環として、ラジオ・トウキョウ(現在のNHK)で放送された番組が『ゼロ・アワー(The Zer...
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覆面アンテナ風『MG-450-TP』による430MHz帯送受信実験動画

いやあ、それにしても警察車両のアンテナって奥深いものがある。今回はその覆面のアンテナそっくりの本家・日本アンテナ製ユーロアンテナ「MG-450-TP」による送受信実験が行われている動画をご紹介したい。MG-450-TPによる送受信実験一部で...
おすすめ記事

航空自衛隊の戦術用周波数『GCI』とは

航空自衛隊のUHF帯戦術用周波数をGCIと呼びます。GCIとは純粋に 『地上要撃管制(Ground-controlled intercept)』を意味し、航空自衛隊による対領空侵犯措置における防空戦術です。離陸から着陸までを誘導するのが一般...
HF無線

【2025年版】災害時に活用される無線周波数の知識─防災・行政・航空救難・アマチュア無線の周波数解説

大規模災害の発生時、各自治体、警察や消防、それに自衛隊や海保は航空機で救助活動を行うため、航空無線のカンパニーラジオ、相互通信周波数が活発化します。これら、万が一の災害発生時に活発になる災害対策系無線の現況と周波数を総合的にまとめ、概要をご...
外国の無線制度

米国のUHF帯FM無線「FRS」と「GMRS」は日本で使うと電波法違反!

FRS(Family Radio Service)とGMRS(General Mobile Radio Service)は、どちらも個人および家族の通信に使用されるアメリカの無線である。FRSは最大2Wで資格も登録もいらない。一方、GMRS...