1999年より、陸上・海上・航空の各自衛隊に配備されているのが、ミネベアミツミ製の国産サブマシンガン「9mm機関けん銃」である。
陸上自衛隊では機甲科や第1空挺団、第12旅団などに、航空自衛隊では基地警備隊に、海上自衛隊では艦艇の乗員や立入検査隊に配備されている。

しかし、海上自衛隊の特殊部隊『特別警備隊』においては「操作性が悪い」との理由から不評を買い、最終的にはドイツH&K社製のMP5へと更新された経緯がある。


また、9mm機関けん銃は一部の評論家から「ギャング向けの粗雑な銃」とまで酷評されたこともある。
特殊部隊という最前線の部隊で「使い物にならない」と退けられた点は、装備品として異例ともいえる扱いである。
では、本当に欠陥銃なのか、それとも用途次第で有効な選択肢となり得るのか考察をしていきたい。
9mm機関けん銃のスペック
まずは公表されている9mm機関けん銃の諸元から性能を読み解こう。

「削り出し加工」とは
9mm機関けん銃(Minebea PM-9)は、機関部ならびにレシーバー等に切削加工(milled/machined)を用いた高精度な構成が見られるため、世界的に見てSMGの多くがプレス/スタンプ加工を採るなかでは『高級仕様に近い銃器』と評価されることがある。
ただし、公開資料では9mm機関けん銃の構成要素に『machined steel(切削鋼材)』が用いられているとされており、『アルミ塊材(アルミビレット)から“全面削り出し”している』と断定する一次的な証拠は見当たらない。
銃器製造における削り出し加工とは金属塊(ビレットやブロック)をマシニングセンタ等で切削し、CAD設計をNCプログラムに落とし込んで高精度に形状を得る手法を指す。
削り出しは形状自由度と仕上げ精度に優れる一方で材料ロスと加工時間、単価が高く、大量生産品では鍛造(フォージ)+機械仕上げや板金プレスが経済的に有利である。
1990年代後半は銃器製造における樹脂(ポリマー)フレームや金属射出成形(Metal Injection Molding)が世界的に台頭した時期ではあったが、同時にCNC切削の精度と信頼性も高まり、少量生産や高精度部品では削り出しもまた、合理的な選択として用いられていた。
射撃時はスリングで体に固定する運用

出典 陸上自衛隊 新発田駐屯地【公式】
@JGSDF_30i_pr
9mm機関けん銃は、銃前方下面に突き出したレシーバーを介してフォアグリップを備えているが、肩当てとなるストックは標準装備されていない。この運用方法から、本銃はスリングによって体に密着させることで安定性を確保する設計思想である。
2001年のテロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋派遣時の記録映像、特に護衛艦「さわぎり」乗員による洋上射撃訓練の様子を見る限りでは、9mm機関けん銃が制御困難な「暴れ馬」という印象は受けなかった。
映像内では、射手が9mm機関けん銃を斜めがけのスリングで体に固定し、胸と腰の中間あたりに構えて発射していた。
狙いを定めることなく、上空(おそらく風船型標的)に向けて5発程度を数秒間隔で連射するというものである。

出典 陸上自衛隊 新発田駐屯地【公式】 @JGSDF_30i_pr
銃口の角度や反動の挙動から判断するに、銃の跳ね上がりは一定の制御下にあり、リコイルも比較的素直に後方へと抜けているように見える。
射手の一定の熟練度も否定はできないが、少なくとも「撃てば暴れるだけ」ではないことに留意したい。また、9mm機関けん銃の3キロ近い重量も安定性に寄与しているといえる。
9mm機関けん銃の考察、その1『自衛用とは何か』
開発経緯をたどると、9mm機関けん銃(Minebea PM-9)は主に「車両乗員や指揮官などが携行する自衛用火器」として設計・調達されたものである。
したがって、その調達目的は明確に「自衛用」ないしは「近接戦闘用」と位置づけられる。設計思想、配備対象、運用条件の三点を検証すれば、この位置づけは自明である。
軍事における「自衛用火器」とは
軍事領域における「自衛用火器」とは、「日常任務上は小銃を常時携行しない者(車両乗員、整備員、補給・輸送要員、通信要員、後方勤務者、指揮官等)が、もし敵と遭遇した際に近距離で自身の生存を確保するために使用する小火器一般」を指すのが一般的である。

第一空挺団の指揮官。その手には9mm機関けん銃。出典 陸上自衛隊第一空挺団公式YouTubeチャンネル
そして、こうした任務に就く兵員の多くは、通常は敵との小銃による近接戦闘を想定していない。
そのため、取り回しの良さと即応性を優先した短銃身・高連射のサブマシンガンは合理的な選択となる。
諸外国軍の運用実例を見ても、後方拠点での敵特殊部隊による奇襲や車外での突発的遭遇など、敵兵員との遭遇距離が数メートルから数十メートル程度と極端に制限される事態においては、短機関拳銃は最低限の自衛手段として有効であるからだ。
戦車乗員なども主たる武器はあくまで“戦車砲”であり、通常の小銃を携行する場面は限られている。とはいえ、状況次第では徒歩による偵察任務や、突発的な接近戦に巻き込まれる可能性もある。そのような場面での最低限の自衛火器として、短機関銃の存在意義は見出される。

陸上自衛隊の伝統的な短機関銃「11.4mm短機関銃M3A1」(画像の出典 陸上自衛隊北部方面隊第7師団公式サイト)
陸上自衛隊では、99年に9mm機関けん銃が配備されるまで、主に機甲科の戦車乗員では“グリースガン”とも呼ばれた45口径の11.4mm短機関銃M3A1、指揮官などは9mm拳銃を携行することが多かった。
しかし、M3A1は世代が古く、更新の時期が差し迫り、また拳銃のみでは有事の際に火力が不足する。
そこで、その代替として導入されたのが、より高い連射性と装弾数を備えた9mm機関けん銃だ。
したがって「自衛用」としての9mm機関けん銃調達は設計・配備実態と整合しており、運用概念として妥当といえる。
つまり、『近接・緊急の自衛(=生存確保)』を想定して設計・配備された9mm機関けん銃は、正規の小銃手などの主武装であり、制圧射撃、遠距離交戦、小隊戦闘における主要火力を担う89式や20式などとは役割が明確に異なる。
「攻撃で相手を遠くから撃ち倒す」ための武器ではなく、「接近戦で自分の命を守る」ための武器が、軍隊や自衛隊における「自衛用(火器)」なのだ。
一方で、“護身用”ではなく、明確に近接戦闘用火器としての用途で調達配備したのが航空自衛隊および海上自衛隊である。

航空自衛隊基地警備隊では、基地内の建物や閉所に侵入したゲリラ・コマンド部隊への対処を想定した配備がなされている。

海上自衛隊においては、立入検査隊が臨検活動において本銃を配備している。

出典 海上自衛隊
火力よりも携行性が求められる一部の部隊の任務では、9mm機関けん銃の軽量な構造と、必要十分な火力は一定の評価を受けてきたのだ。
9mm機関けん銃の考察、その2『配備意図は明確だが問題は性能』
現場の要求と用途は理解できた。しかし、果たして、9mm機関けん銃は実際に使える火器なのか。つまり、要求に基づいた性能を持ち得るのかである。
どうしてもMP5との比較が避けられない
前述の通り、海上自衛隊の特別警備隊では9mm機関けん銃をいったん配備したものの、早期にドイツ
製のMP5へと更新している。この判断は専門家や装備研究家の間で「装備の共通化」「信頼性・整備性・互換性」の観点から合理的判断とみなされていることは確かである。
米軍・英軍との装備乖離が、足並みを揃える上での障壁になり得るからだ。特に共同訓練では装備互換性(ストックがなく、スリング固定での運用、マガジン、弾薬、整備工具など)の観点から、同盟国と共通性を確保する意義は小さくない。
互換性や戦術の共通理解を妨げる「日本独自規格」は、国際的な現場ではむしろ不利になりかねない。
結局のところ、「MP5を導入しておけばよかったのではないか」という声は、今なお根強く残っている。
一方、警察では2002年には警察庁が特殊急襲部隊(SAT)へのMP5配備を正式に公表しているが、実際にはそれ以前から警視庁のSAPや大阪府警の「零中隊」がMP5SDを導入していたという元警察官の証言も存在する。

これらの記録を踏まえれば、日本政府や関係機関においてMP5運用の知見はすでに存在していたと考えられる。
それにもかかわらず、なぜ国産サブマシンガンの開発にこだわり、輸入を見送ったのか。この点については、今なお疑問の声が消えていない。

9mm機関けん銃が使用する弾薬はその名の通り、サブマシンガンとしては国際標準である9mm×19パラベラム弾である。
ただし、撃発方式はオープンボルト式を採用しており、1990年代に開発されたSMGとしては旧式な構造であるとの指摘がある。
比較対象としてよく挙げられるのが、1966年に登場したドイツH&K社のMP5である。
こちらはクローズドボルト方式を採用し、高い命中精度と堅牢な設計により、世界各国の法執行機関や軍で広く採用された実績を持つ。
設計思想の段階で用途や精度への考え方が大きく異なるといえる。このため、MP5に比べると、運用での応用幅は狭いだろう。
ただ、大きさ、形状や構造の面およびグリップにマガジンを装填する共通点から、ステアーTMP(現B&T MP9)

あるいはアメリカのイングラムMACシリーズやイスラエルのマイクロUZIが比較対象として、より適切である可能性がある。

なお、ミニUZI、マイクロUZIやイングラムはストックも搭載され、射撃安定性は高いと言える。
ただし、サイズだけで言えば、MP5Kも該当するかもしれない。
外観における類似性についても指摘があり、「9mm機関けん銃」がイングラムやマイクロUZIに酷似しているとの意見も存在する。もっとも、これらの銃器メーカーから訴訟が提起された事例は確認されていない。
これは、「外見は似ていても内部構造や性能は異なる」とされるためか、あるいは日本が武器輸出制限国であることから、自国の公的機関のみという規模の小さな運用にとどまり、国際市場に影響を及ぼすレベルではなかったからかもしれない。
なお、銃器のデザインにおける法的紛争としては、グロック社がスミス&ウェッソンの「SIGMA」に対して起こした訴訟があり、結果としてS&Wは製造中止に追い込まれている。

TMPは94年に発売された近代的なサブマシンガン。ストックもフォアグリップも備えるタイプだが、MP5Kの対抗として開発された経緯がある。
ただし、MP5の牙城を切り崩せず、TMPの生産は2001年に終了した。
元隊員の正直な感想「89式の折り曲げ銃床式の方がマシ」
自衛隊における「9mm機関けん銃」への評価は、部内外を問わず極めて厳しいものとなっている。
元自衛官の著書『そこが変だよ自衛隊!』では、「むしろ89式小銃の折り曲げ銃床式のほうがマシ」とする現場隊員の率直な声が紹介されている。
特殊部隊どころか、一般隊員の間でも不評であり、その信頼性と操作性に大きな疑問が呈されているのが現状だ。
評論家「9mm機関けん銃はマイクロUZIの劣化コピー」
軍事ジャーナリストの清谷信一氏も著書『防衛破綻』の中で、「9mm機関けん銃はマイクロUZIの劣化コピーであり、使い勝手の悪いギャング向けの銃」だとし、「精鋭である第1空挺団に“おもちゃ”とは」と強く批判している。
「機関けん銃は「マイクロUZIの劣化コピーで、使い勝手の悪いギャング向けの銃。切り札である第1空挺に玩具とは」
典拠元 清谷信一著「防衛破綻」より
同氏はアメリカの一部ギャングが使用した違法改造銃と同様のイメージを抱かせるこの銃器に、最前線部隊である第一空挺団に配備されること自体に疑問を呈してもいる。
こうした批判もある中で、当初は全国の陸上自衛隊部隊に配備される予定だった同銃も、一部の部隊への限定配備にとどまり、のちに「不具合が確認された」として新規配備は打ち切られた。
詳細な不具合の内容は明かされていないが、配備中止の背景には現場からの不満があったとの見方が強い。
結局、9mm機関けん銃の調達が停止して以来、戦車乗員向けの装備としては89式の折り曲げ銃床式が配備されており、現場の判断が既にその有用性を否定している形となっている。
しかしながら、海自の立入検査隊や空自の基地警備隊では、現在も9mm機関けん銃の調達が継続しており、陸自では評価が低かった本銃も、それぞれの部隊では近接戦闘用火器として一定の評価を得ているとみられる。
「女性自衛官が9mm機関けん銃を持つことはない」!?
一方で、9mm機関けん銃が女性隊員に配備されることはないとの興味深い指摘もある。
かつて加茂地本事務所公式ページ内で、フィギュア制作を趣味とする当時の同所長が「女性自衛官が9mm機関けん銃を持つことは実際にはない」と断りを入れたうえで、同銃を構えた女性自衛官のミニチュアフィギュアを紹介していたのは非常に興味深い。

「「9mm機関拳銃」を小脇にかかえたポーズを再現しています」とのこと。画像は模型販売店の公式サイトから引用した 出典 https://www.ms-plus.com/search.aspx?id=12439
同銃はコンパクトな設計ながら反動が強く、男性隊員でさえ扱いにくいとの声がある。
女性隊員にはなおさら操作性に課題があり、「小型だから女性隊員にも扱いやすい」ということは全く成立しないようだ。
結論「9mm機関けん銃は疑問が残る装備品」
このように、9mm機関けん銃は外部からの評価はともかくとして、陸上自衛隊での評価の末、継続配備されている一方で新規配備が打ち切られた事実がある。
したがって、9mm機関けん銃は、その設計思想と実運用の乖離、そして現場からの強い不信感により、「配備されたはいいが支持されない装備」として、陸上自衛隊の装備史にその名を残すこととなりそうだ。
9mm機関けん銃は、その採用経緯からして、現在に至るまで議論の的となっている。
なぜ、当時すでに世界的に高い評価を受けていたH&K MP5ではなく、独自にこの銃を開発・採用したのかについては明確な説明が乏しく、自衛隊装備史の中でも異色の存在として語り継がれている。
こうした経緯が背景にあるためか、配備当初からさまざまな憶測が飛び交ったことも興味深い。
その一つが「ストックがない理由」および「機関けん銃という名称」にまつわる流説である。
ある出版物が発端とされるこの流説とは、「9mm機関けん銃にストックがないのは、海外派遣時の武装に関する政治的配慮である」というものだ。
すなわち、政府が本銃を“拳銃”と見なすことで、日本国憲法と自衛隊の国際活動における武装制限との整合性を取ろうとしたという説である。
1991年10月、カンボジア和平協定(パリ協定)の成立を受け、日本政府は国際貢献の一環として、自衛隊部隊を国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)へ派遣する方針を検討した。
ただし、当時の日本にはまだ「PKO協力法」が存在せず(同法は1992年6月成立)、海外に自衛隊を派遣すること自体が憲法9条との関係で極めて敏感な問題であった。
「自衛官の持つ武器の規模」、つまり国会審議や政府内部で、派遣部隊がどの程度の武装を認められるかという点が議論になったのである。
いわゆる「拳銃か小銃か」論争である。
PKOの任務が停戦監視や文民警察活動が中心であることと、自衛隊の海外派兵を最小限に抑えたいという政府の意向によるものであったが、一部の議員や政府関係者は「非戦闘地域への派遣だから、拳銃程度で十分ではないか」と主張した。
022・与謝野馨
○与謝野委員 そこで、国民が知りたいのは、国民は武器のことをとてもよく知っているわけです。この間クウェートで戦争もありましたし、武器の種類も非常によく知っておられるわけで、武器武器といって、大砲は持っていくのか、戦車は持っていくのか、飛行機は持っていくのかというときに、一体日本がこの平和維持活動、平和維持隊に持っていく武器というのはどの範囲までなのか。ピストルなのか、小銃なのか、機関銃なのか、あるいは大砲なのか、戦車なのか、飛行機なのか、そのある限定がこの法律の中でなされているわけです。ここまでは持っていっていいよと。その範囲を教えていただきたい。
発言のURL:https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/112204306X00319911118/22
一方で、防衛庁(当時)側は「自衛のためには最低限の小銃が必要」と必要性を訴えた。
このやり取りが国会で繰り返され、当時のミリタリー雑誌界隈では「現実離れしたバカバカしい議論」として皮肉を込めて取り上げることも度々あった。
ただし、9mm機関けん銃が配備されたのはそれから8年も経った99年である。
一見すると、憲法や政治判断を背景にした、ある意味説得力ある解釈にも思えるが、「ストックがない理由」および「機関けん銃という名称」に関する明確な根拠は存在せず、あくまで憶測の域を出ない。
結果として、9mm機関けん銃はその性能や採用理由、運用上の意図について、今なお明快な説明がなされないまま、疑問を残す装備となっている。
ともかく、「駄作なのか?」という問いに対しては、「当時すでに先進国ではMP5が標準装備となっていた中、なぜ国産でわざわざ独自に開発したのか」という点に不可解さを覚える。
なお、現在部隊に配備されている9mm機関けん銃はオプション等が取り付けられないほぼノーマル状態であるが、一部ではアクセサリー類を取り付けた状態の9mm機関けん銃も少数ながら存在したようだ。
その写真によれば、フォアグリップ部分にマウントベースを介して、小型の低倍率スコープまたはダットサイトを取り付けている状態で射撃している陸上自衛隊員の姿が写っている。
フォアグリップがレール式で着脱可能であることは、開発設計時に一定のアクセサリー展開を想定していた可能性がある。
仮に専用のライトやレーザーサイト付きフォアグリップなどが存在していれば、ある程度のカスタマイズ性を確保することも可能だったかもしれない。
もっとも、それを装着したところで実際にどの程度の能力向上が見込めるのか、有効性が担保されるかは別問題である。
しかし、そもそもの論であるが、軍用火器として「9mm口径サブマシンガン」がすでに時代遅れであるという事実も否定できない。
近年の傾向を見る限り、軍用近接火器のトレンドは、より小口径で高初速・高貫通力を誇るパーソナル・ディフェンス・ウェポン(PDW)へと移行している。

実際、陸上自衛隊の特殊作戦群がMP7を装備しているとされているように、現代戦におけるニーズは明らかに従来の9mmサブマシンガンとは異なる方向を向いている。
P90などと並び、PDWは今や新世代サブマシンガンのスタンダードとなっている。
参考までに、米軍パイロットが戦時下で携行するPDWも、墜落時のサバイバルや護身を目的とした装備であり、軽量かつ高威力の特性が求められている。
自衛隊のパイロットに9mm機関けん銃を携行させることはまず考えられず、そうした点でも、本銃の限界は明白である。

























































































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