体験!総合通信局でアマチュア局免許状の直接受け取り

ちょいと聞いてや。新たな無線機を購入したんや。

そんで、総務省のアマチュア無線専用電子申請システム『電子申請Lite』にて、電子申請を行ったんや!

前回は郵送で局免を受け取ったんやけど、今回はちょっと勉強も兼ねて、総合通信局まで直接行って免許状を受け取ることにしたんや。

ほんでな。今回の手続きは「変更申請」

変更申請は技適番号のある市販のアマチュア機ならば手数料は不要やで。

今回のケースはあくまでワイ個人の話やから、他の人にはちょっと違うかもしれんけど、その点はご了承やで。

『電子申請Lite』で新しい無線機の技適番号を入力して申請してから、5日目に管理画面を見たら、ステータスが「受付処理中」から「審査中」に変わっとったで。

念のため、総合通信局のメールフォームを使って、自分の名前と申請受付番号を送って、事前に問い合わせもしたんやけど、局からわざわざ電話がかかってきたで。

「局は平日の8時から5時までの間、業務をしておりますので、その時間帯であればいつでも問題ありません。身分証を持参でお願いします」とのことやった。

よっしゃ。「局免(アマチュア無線局免許状)」を、直接取りに行くで!

郵送で送ってもらうのもええけど、「自分の手で受け取る」っちゅうのも、なんか特別な感じするやろ?

ほな、いざ 北海道総合通信局 へGOや!

その経緯をこの記事にてまとめたで!

北海道総合通信局の入る札幌第一合同庁舎へ

札幌市北区北8条西2丁目にある「札幌第1合同庁舎」。ここには様々な国の出先機関が入っているんや。北海道総合通信局もそのひとつや。

まぁ、札幌の真ん中近いところにあるからアクセスはええな。

ビルに近づくと、すぐにデカデカとした看板が見える。

お、おう……。
なんかめっちゃ「公的機関」って感じの重厚な雰囲気や。

けどな、「札幌第1合同庁舎」 は合同庁舎のため、他の官庁もいろいろ入っとるで。

うん?

「総合通信局」
「北海道厚生局麻薬取締部」

… なんやねん 「麻薬取締部」 って!捜査機関も入っとるで。

「おいおい、ワイ、無線の免許取りに来たのに、変な疑いかけられへんやろな…?」

って、ちょっとドキドキやが、この役所の中に麻薬取締部で配備されている「ベレッタM85」があるんやろか。感慨深いで。

麻薬取締官が『警察官には認められない連射が可能なオートマチック』を使う理由とは?

そのせいか、駐車場にユーロアンテナのついたアリオンおったで。警察なのか麻薬取締部なのか不明やわ…。

覆面パトカーのアンテナを種類ごとに解説!偽装アンテナから車内アンテナの増加へ

いや、ワイは無線の世界に没頭するだけや!ワイはただのアマチュア無線愛好家やで?変な世界には関わらんとこ!変なもん持ち込んでへんで?

ワイはクリーンや!
クリーンな電波を扱うだけや!!
ヘンな誤解は勘弁してや〜!

「アマチュア局の免許取りに来ただけやからな!」って自分に言い聞かせながら、意を決してビルの中へGOや!

受け取り

建物に入ったら、まずは入り口の受付で警備員に「どちらの階へ御用ですか?」と聞かれたんで、総合通信局と答えたんや!

金属探知機を受け、もろた入館証を首にかけ、いざエレベータで上階へ登るワイ。

受け取り自体は局のオフィスの受付にて「アマチュア無線局の免許状を受け取りに来ました」と伝えると、すぐさま応接のパイプ椅子に通され、従事者免許証を見せて身分確認が行われたわ。

従事者免許証をサッと出したら、係員さんが確認してくれる。「では、少々お待ちください」って言われて、ちょっとドキドキしながら待つ。

…ところで、この椅子にかかってる椅子カバーはなんと、アニメキャラみたいな「電波りようこちゃん」 なるキャラやで。

は??

誰やねん、それ??まさか謎キャラと出会うとはな…。

なんなら、同居の「麻薬取締部」には「まとりこ」ちゃんみたいのおるんかい。ベレッタと特殊警棒持っとるんかい。すごいスローモーションで敵の銃撃かわしそうで怖いで。

見た感じ、どっかのゆるキャラっぽい感じの女の子のイラストやけど…。頭に アンテナ 電波?ついとるで。

目の前にも電波りようこちゃんのポスターが貼ってあるで。

2分ほど待つと、担当の職員が来たんや。

「免許状、こちらになります」

おおおおお!!ついに来たで!!

「アマチュア局免許状」 が目の前に!!そして赤い証票のシールもあるやん。

やはり新鮮に感じたのは免許状が”折りたたまれていない状態”だったことや!感動もひとしおやで!!

せっかくの免許状、もろた瞬間に ちゃんと確認するんが大事 や!

  • コールサイン(呼出符号)は合ってるか?
  • 自分の名前や住所にミスはないか?
  • 有効期限はいつまでか?

もし 間違い があったら、すぐに係員さんに言うことや!「後でええわ」とか思っとったら、手続きめんどくなるで!

確認OKなら、大事にファイルに入れて保管!これ、絶対に無くしたらアカンやつやからな!

なお、帰り際に、「電波りようこちゃん」のパンフレットもろたで。

…なんや?って思いつつ、中を開いたら、

「電波を正しく使いましょう!違法無線はアカンで!」って感じの啓発パンフやったで。

ほうほう、せやな。ワイもルール守るし、まぁ、こういう啓発活動も大事やろ…って思ったんやけど、気になるのは 「電波りようこちゃん」 の服のデザインよ。なんかセーラーマーズの服っぽいで。

ともかくやな、職員の方と電波りようこちゃんに感謝やで!

札幌第一合同庁舎には地下食堂【イペカムイ】があるで!

さて、無事に免許状も受け取ったし、「ほな帰るか…」と思ったんやけど、せっかくやし、庁舎の地下食堂 で昼メシ食うてくことにしたんや。

ここ、14時まで営業しとる 一般の人でも利用OKの食堂 なんやけど、「合同庁舎の食堂ってどんな雰囲気と味なん?」って気になってしもたんや。

一応、受付に戻ってから食堂に行きたい旨を伝えていくんやで。

地下に降りると、そこには意外と広めの 食堂スペース が広がっとる!

利用者は、スーツ姿の役人っぽい人、作業服の技術職っぽい人、レゲエみたいなヒップホップみたいなのおったで。麻取やな。

そして、謎のアマチュア無線家(←ワイ)って感じで、なかなかカオスな客層。

ほんで、メニューを見ると…トクトクランチとか、ゴーゴーランチとかあるで。五百円から六百円くらいや。

🍛 「カレー」(カツカレーなど充実しとるで)
🍱 「ゴーゴーランチ」(この日はフライ)
🍜 「ラーメンセット」(味噌ラーメン&餃子とご飯)

うーん、どれもうまそうやな…。ラーメンも充実しとるで。

悩んだ結果、ワイは 五百八十円の「カツカレー」 をチョイス!

待つこと数分、出てきたのは…まさに 「THE・庁舎メシ」 って感じのシンプルなカツカレー。

でも、食べてみたら意外とスパイス効いててウマい!カツもサクサクしとる!庁舎カレーやのに、ええ意味で期待裏切られたわ!

このイペカムイ食堂にて「電波りようこちゃん」とか「まとりこちゃん」とかお互いに仕事の愚痴言いながら昼めし食っとるんやろうなあ。勝手にキャラ作ったらあかんで。

それにしても 庁舎の地下食堂 でカツカレーを食うという、なんともシュールな体験をすることになるとは思わんかったわ…。

【まとめ】免許状を直接もろたら、気分アガるで!

さて今回『無線局免許状の直接受け取り』を体験し、その流れを簡易的にまとめたで。

郵送もええけど、「直接受け取る」 っちゅうのは、ほんまに特別な体験やった!
なんせ、目の前で 自分の無線局が正式に認められた証を受け取るんやからな!これから無線ライフ、バリバリ楽しむで〜!

ほな、CQ CQ… こちら○○局!交信よろしゅう!

もし、郵送か直接受け取りか迷っとる人がおったら、
ワイ的には 「直接受け取り」もええで!
(ついでに「電波りようこちゃん」にも会えるしな!)

庁舎の食堂でメシ食うのもおすすめ やで!

もちろん、各総合通信局によって対応は違うと思うから、念のため確認の上で受け取りをしたほうがええで!

あと、北海道総合通信局に行くときは、合同庁舎の雰囲気にも注意や!
ワイみたいに、麻薬取締部の看板にビビるかもしれへんで!

新制度発足!アマチュア無線の局免申請から受け取りまで