免許不要の広帯域受信機で各種無線を聞こう!

広帯域受信機を実際に購入するにあたって。価格はいろいろ、いったい何が違うの?

一般的に言って、受信機の価格の違いは受信感度や可聴周波数帯域の広さ、さまざまな電波形式への対応、スキャン&サーチ速度などによるものと言えます。

しかし、初心者の方がいきなり高い受信機を買う必要はありません。最も人気の受信機は、お手頃価格のハンディレシーバー、アイコムの『IC-R6』です。スキャン速度が早いうえに感度が抜群で、各社の広帯域受信機の中でも一番人気です。筆者が24時間ぶっ通しで使用しているのもIC-R6受信改造モデルです。

公開されているほぼ全ての周波数および、筆者がサーチで独自に発見した周波数をメモリーして常時スキャンしてるので常に防災無線から、汲み取りのバキュームカー、バス、タクシー、防災/警察ヘリ、自衛隊の戦闘機の無線まで、ひっきりなしにスピーカーから聞こえている状態です。たまに宇宙からの電波も受信します。国際宇宙ステーション(ISS)は小学生を対象としたアマチュア無線交信を行っています。

また、電池の持ちが15時間以上は余裕ですから、ストレスを感じません。機種にもよりますが、アマチュア無線(多くは144/430)のほか、各種業務無線、 航空無線、JR無線、消防無線(アナログのみ)などがセットで聞ける受信機は多いです。

また、一般的に受信機には、指定した帯域の周波数を連続的に受信し、信号を受信すると停止するサーチ機能と、あらかじめ登録した周波数を受信するメモリースキャンと呼ばれる機能があるほか、付加機能として盗聴器サーチ機能がついているものもあります。

アイコム製のIC-R6でも充分な機能がありますが、これで物足りないと感じ、本格的に各種電波を聞きたいのであれば、廉価なものより、オールモード機のほうがいいでしょう。

高級機ですが、ほとんどの周波数とモードをカバーしているAOR(エーオーアール) AR8200MK3もおすすめ。価格はちょっとお高いです。

また、もし受信改造ではなく、最初から歯抜けの無いレシーバーがいいという方はIC-R6と同価格帯のVR-160やDJ-X8も良いでしょう。DJ-X8はテンキー、録音機能がついているため、IC-R6にはない便利さで人気があります。筆者は電池の持ちが悪く、電波を受信するたびに「ボッ」という音がするので嫌ですが・・・。寝てる時に音量を小さくしながら聞いてると「ボッ!」の音がうるさくてイライラします。

一方、VR-160はスキャン速度が遅いものの、アマチュアハンディ機のVX-3と筐体を同じくしており、現行の広帯域受信機でダントツにサイズが小さく、薄くポケットに難なく入るコンパクトさがうれしい。

おまけにラジオを聴きながら各種無線を待ち受けできるのも人気です。当然、筆者も所持しています。

おっと、念を押しますが、広帯域受信機の付属アンテナは絶対ダメだからね!そこまで言いきっちゃうと付属アンテナが可哀想だけど、必ず別売の金属製ロッドアンテナやモービルホイップなどを買うこと!そうじゃないと、受信機の性能が十分に発揮されることなく、宝の持ち腐れになっちゃうよ。どんなアンテナを買えばいいのか、以下の記事で解説しています。

受信機を買ったら高性能アンテナも絶対買おう!

 

受信機のザーザー音が酷い場合は・・

受信機にメモリーした周波数は、普段交信が行われていなければなにも聞こえませんが、FMの特性として、無信号時にザーッという耳障りな雑音が発生する場合があります。

その際はノイズスケルチを調整してみましょう。スケルチとは「無視」という意味で、意味のない雑音を無視してくれる大変ありがたい機能です。

IC-R6では最初の設定としてオートになっていますが、雑音が酷い場合もあります。その際はスケルチのレベルを4から6くらいにしてみましょう。

また、使う環境として、パソコンやLED照明などの家電からはできるだけ受信機やアンテナを離しましょう。

広帯域受信機の持ち込みに規制がある国がある

一部の国では広帯域受信機の持ち込みが法律で規制されている場合もありますので、海外旅行へ受信機を持っていく場合は事前に該当国の大使館へ確認するなど調査が必要です。また、フレンドシップデーなどで在日米軍基地内に無許可あるいは隠して持ち込まないでください。憲兵隊からの厳しい取り調べが待っています。

まとめ

さて、IC-R6をはじめとする一般的な広帯域受信機の予備知識について解説してまいりました。

広帯域受信機を買うのなら、アマゾンや楽天市場の有名無線ショップの通販がベスト。町のホームセンターにも売っていることがありますが、店員が満足に受信機の説明をできないでしょうから、やはり専門店の通販がベスト。

なお、これらの無線を傍受すること自体は法律上問題ありませんが、いつどこで誰がどんな内容を交信したのかなどは絶対に外部に公開しないでください。2016年にはJRの業務無線の録音をYouTubeにアップロードした人物が書類送検されています。

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