実弾を使わないGICSS(陸上自衛隊普通科部隊戦闘シュミレータ)とは?

自衛隊は安全な仮想射撃訓練を重視。実弾を使わない仮想シミュレーターを使った射撃訓練や市街地戦闘訓練とは?

自衛隊では安全に銃の訓練を行うために、エアソフトガンによる屋内や閉所でのCQB(近接戦闘)訓練、ペイントボールガンなどでもより実践的な訓練を行っているわ!

自衛隊はエアガンで訓練している!89式の次は「発射音を伴う20式エアガン」も導入予定!?

さらに今回は「実弾を使わないビデオシミュレーター訓練」である、陸上自衛隊で導入されているGICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)を見ていくわ!

GICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)

GICSSは一言で言うと、戦闘射撃シミュレータね。

それが実際の様子よ。ビデオ映像に向かって銃を撃つのよ!

銃はエアコンプレッサーと接続し、ガス圧で作動する仕組みを活用して、小銃のリコイル感や発射音を本物さながらに再現しています。さらに、スクリーンには多彩なシーンが映し出され、日本国内で起こりうる大規模なテロや市街戦を想定した訓練もリアルに再現可能です。

まるでマンガのようなオフィス街での銃撃戦は、まさに「三丁目の戦火」といった感じで、思わず震えるほどの迫力があります! 敵に命中した瞬間、人体が炸裂し、車両は爆発、まるでPUBGのようなリアルな演出です。

自衛隊では、実弾を使わずに屋内でも安全に行えるシミュレーション訓練を導入しているわけです。これにより、訓練の安全性を確保しつつ、リアルな戦闘シナリオを体験できるようになっています。

さらに、このシミュレーション装置を導入した理由の一つは、訓練の安全性だけでなく、実弾の数を常に新鮮に保つ目的もあります。警察の射撃訓練でも同じようにビデオシムが導入されており、同様の目的で使用されています。

警察さんって射撃訓練で年間何十発くらい撃つんですかあ?

実弾射撃は年二回程度、警察学校でしか行われないから、普段は本署の会議室でテレビ画面に向かって貸与されている実銃を構えてるみたい。

たまにテレビ画面に穴があく事故もあるわ!

バナー画像の引用元 https://www.youtube.com/watch?v=J-oNnh91YRE

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