自衛隊は安全な仮想射撃訓練を重視。実弾を使わない仮想シミュレーターを使った射撃訓練や市街地戦闘訓練とは?
自衛隊では安全に銃の訓練を行うために、エアソフトガンによる屋内や閉所でのCQB(近接戦闘)訓練、ペイントボールガンなどでもより実践的な訓練を行っているわ!
さらに今回は「実弾を使わないビデオシミュレーター訓練」である、陸上自衛隊で導入されているGICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)を見ていくわ!
GICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)
GICSSは一言で言うと、戦闘射撃シミュレータね。
#特科教導隊 新隊員教育隊は、小火器射撃検定を実施しました🫡
新隊員は、戦闘射撃シミュレーター(通称GICSS)で検定に準じて射撃予習し、射撃能力向上を図り、小火器射撃検定に臨みました😆良かったらリポスト&いいね!、フォローをお願いします!#陸上自衛隊 #富士 #教導団 #静岡 pic.twitter.com/qyEiJ56CAd
— 陸上自衛隊特科教導隊 (@fasu_fsb) September 11, 2024
【第2次連隊野営】(完)
⑤ GICSS訓練
自衛隊にあるシミュレーター施設において訓練を行いました。
この施設では、大型のスクリーンに映像を投影し、各種火器からのレーザー光線による射撃及び様々な射撃訓練を行うことができます。#即応予備自衛官 #シミュレーター pic.twitter.com/Kn2Er5zLj8— 陸上自衛隊 第31普通科連隊 (@JGSDF_31i_pr) July 28, 2023
それが実際の様子よ。ビデオ映像に向かって銃を撃つのよ!
銃はエアコンプレッサーと接続し、ガス圧で作動する仕組みを活用して、小銃のリコイル感や発射音を本物さながらに再現しています。さらに、スクリーンには多彩なシーンが映し出され、日本国内で起こりうる大規模なテロや市街戦を想定した訓練もリアルに再現可能です。
まるでマンガのようなオフィス街での銃撃戦は、まさに「三丁目の戦火」といった感じで、思わず震えるほどの迫力があります! 敵に命中した瞬間、人体が炸裂し、車両は爆発、まるでPUBGのようなリアルな演出です。
自衛隊では、実弾を使わずに屋内でも安全に行えるシミュレーション訓練を導入しているわけです。これにより、訓練の安全性を確保しつつ、リアルな戦闘シナリオを体験できるようになっています。
さらに、このシミュレーション装置を導入した理由の一つは、訓練の安全性だけでなく、実弾の数を常に新鮮に保つ目的もあります。警察の射撃訓練でも同じようにビデオシムが導入されており、同様の目的で使用されています。
実弾射撃は年二回程度、警察学校でしか行われないから、普段は本署の会議室でテレビ画面に向かって貸与されている実銃を構えてるみたい。
たまにテレビ画面に穴があく事故もあるわ!
バナー画像の引用元 https://www.youtube.com/watch?v=J-oNnh91YRE