実弾を使わない陸上自衛隊のGICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)とは?

バナー画像の引用元 https://www.youtube.com/watch?v=J-oNnh91YRE

自衛隊は安全な仮想射撃訓練を重視。実弾を使わない仮想シミュレーターを使った射撃訓練や市街地戦闘訓練とは?

自衛隊では安全に銃の訓練を行うために、エアソフトガンによる屋内や閉所でのCQB(近接戦闘)訓練、ペイントボールガンなどでもより実践的な訓練を行っているわ!

自衛隊はエアガンで訓練している!89式の次は「発射音を伴う20式エアガン」も導入予定!?

さらに今回は「実弾を使わないビデオシミュレーター訓練」である、陸上自衛隊で導入されているGICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)を見ていくわ!

GICSS(普通科部隊戦闘シュミレータ)

GICSSは一言で言うと、戦闘射撃シミュレータね。

それが実際の様子よ。ビデオ映像に向かって銃を撃つのよ!

銃はエアコンプレッサーと接続することで、ガス圧作動を利用し、小銃本来のリコイル・フィーリングとファイアリングサウンドも忠実に再現しているわ。

スクリーンの映像は多彩なシーンを映し出すことが可能で、将来起きうるであろう日本国内での大規模なテロ、市街戦を想定した対テロ戦闘訓練も忠実に再現可能らしいわ!

マンガさながらのオフィス街での銃撃戦はまさに”三丁目の戦火”って感じで震えが止まらないわね!

敵に命中すると人体はブバッ!とはじけ飛び、車両は爆発、PUBGも顔負け。

このように自衛隊では、安全で屋内でも行える実弾を使わないシミュレーション訓練を導入しているわけね。

とはいえ、このような装置を導入する理由は安全面のほかに、常に新鮮な実弾の常備数をキープするという目的もあるみたいよ。

ビデオシムを導入しているのは警察さんの射撃訓練も同じらしいわよ。

警察さんって射撃訓練で年間何十発くらい撃つんですかあ?

実弾射撃は年二回程度、警察学校でしか行われないから、普段は本署の会議室でテレビ画面に向かって貸与されている実銃を構えてるみたい。

たまにテレビ画面に穴があく事故もあるわ!