車両系 | しぐふぁん@自衛隊

車両系

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戦車・装甲戦闘車両

87式偵察警戒車の任務とは

陸上自衛隊が運用する「87式偵察警戒車(Type 87 RCV)」は、戦車や装甲車の陰で静かに動きながらも、部隊全体の作戦を左右する“情報収集の要”を担う車両です。1980年代後半に導入されて以来、偵察部隊の中核装備として全国の師団・旅団に...
特殊用途車両

【2025年初実施】88式地対艦誘導弾が国内で実射訓練できなかった理由

88式地対艦誘導弾(通称:SSM‑1/88式)は、冷戦期のソ連艦艇脅威や沿岸防衛の必要性を背景に開発された、沿岸・島嶼防衛における陸上からの対艦抑止力の中核を担う装備です。従来の艦砲や航空支援だけでは対処が難しい小型高速艦艇に対して、陸上か...
戦車・装甲戦闘車両

89式装甲戦闘車は運べて戦える兵員輸送車?

地上戦では戦車は圧倒的な戦力を誇りますが、携行式をはじめとする対戦車ミサイルには十分に対応できません。そのため、戦車の行動を支えるためには、敵の対戦車兵器を扱う歩兵を排除する役目を、味方歩兵が「護衛」として担う必要があります。IFVというカ...
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特殊用途車両

自衛隊の野戦救急車を攻撃してはならない理由は?

戦場や紛争地で、救急車や医療従事者は特別な保護を受けます。国際人道法(ジュネーブ条約)は「傷病者や医療従事者、医療輸送は攻撃してはならない」と明記しており、これを示す国際保護標章として赤十字(赤新月など)が広く知られています。では、自衛隊が...
高機動車・トラック類

73式小型トラックが新旧で同じ名称の理由は?

陸上自衛隊で使用される73式小型トラックには、旧型と新型で同じ「73式」という名称が付けられています。旧型はジープ形式です。一方、96年から配備されている新型73式はパジェロをベースにしています。一見すると混乱を招きそうですが、これは日本の...
高機動車・トラック類

撃たれても走れるランフラットタイヤとは

ランフラットタイヤ(Run-Flat Tire)とは、タイヤの空気が抜けても一定距離を走行できるように設計されたタイヤのことです。軍用車両の世界では装甲車、特殊車両などで採用されており、たとえタイヤが銃撃などで損傷しても一定距離・速度で走行...
特殊用途車両

【陸上自衛隊】偵察用オートバイの役割とは

自衛隊の偵察用オートバイは、主に陸上自衛隊の機甲科偵察部隊や普通科部隊などで運用されている車両で、迅速な情報収集と伝達を目的とした「機動偵察の要」と言える装備です。以下では、その任務と役割について詳しく説明します。【任務と役割の概要】偵察用...
戦車・装甲戦闘車両

90式戦車は北海道専用最終決戦兵器だった?

『この戦車は川底の石に当たると車体に穴が開く。エアコンをつけて重量が増えたので、装甲を薄くしたのさ……。おっと、いけねえ。これは防衛機密だった』1990年代の初め、フジテレビの深夜枠で放映されたあるアニメの中で、川を戦車で渡河する途中、沈み...
戦車・装甲戦闘車両

陸上自衛隊 73式APCが雲仙・普賢岳大火砕流に投入された?

「28名の方が行方不明で、お亡くなりになっているのを確認した。火力が相当強く、車の中で炭化していた。人間ではない3つの物体を・・黒くなった物体をタンカに載せてお運び申し上げたんですが・・・検視してもらったらはじめて4体だと分かったくらいです...
戦車・装甲戦闘車両

銃眼ってなに?現代では不要になった?

装甲車に近づいて見ると、厚い装甲板のところどころに小さな穴やスリットが開いているのに気づきます。あれが一般に「銃眼(じゅうがん)」と呼ばれる部分で、英語では“gun port”や“firing port”と呼ばれます。見た目は目立たないです...