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フィクション作品考察

グロックとフィクション作品―ハリウッド映画から日本アニメにまで登場する“神格化けん銃”の構図

グロックは「金属主体だった拳銃の常識を打ち破ったポリマー素材の先駆け」であり、「ポリマー・オートマチックの代名詞」とも言える存在だ。1990年代初頭、グロックはアメリカ本国において、その革新的なポリマーフレーム構造と高い信頼性により、急速に...
車両および装備

暴走族対策車のサンルーフ仕様は何のため?

今やほぼ絶滅危惧種となった暴走族に対して、各都道府県警察ではさまざまな複合的対策が講じられています。見ていきましょう。中でも、暴走族に対する機動的な取り締まりを行う専用車両として、「暴走族対策車」と呼ばれる交通用覆面パトカーが配備されていま...
警備部

機動隊とは何か?都道府県警察の実力部隊を解説

警察の機動隊――集団警備力の中核を担う実力部隊各都道府県警察の警備部に編成されている「機動隊」は、警察組織において“集団警備力”の中核です。テロやゲリラといった有事における治安警備をはじめ、災害現場における救助活動や雑踏警備など、さまざまな...
ニューナンブ関係

【せつなさ炸裂】一挺のニューナンブM60と共に人々は南から北へ駆けた。1988年公開の邦画『リボルバー 』

もしこの作品のタイトルが『神様のニューナンブ』であったとしても、決して違和感はなかったはずだ。神様が振ったのはサイコロではなく、警察の制式拳銃「ニューナンブM60」だったのだから。誰が持つかによって、意味が変わる拳銃。正義の象徴にもなれば、...
U.S Police column

アメリカ合衆国最古の州法執行機関「テキサス・レンジャー(Texas Rangers)」とは

テキサス・レンジャー(Texas Rangers)は、アメリカ合衆国テキサス州における最古にして最も象徴的な州法執行機関である。その起源は1823年、まだテキサスがメキシコ領の一部だった時代にさかのぼり、以来200年以上にわたり、治安維持、...
その他考察

カナダの緑色のストロボライトは警察車両?どんな職業の人が乗っているのか?

カナダでは時折、緑色のフラッシュライト(ストロボライト)をつけた車が事件、事故現場など、今まさに助けが必要な人のもとへ向かって走っている。しかしながら、カナダのパトカーや消防車といった緊急車両は赤や青のライトを使用するが緑色のライトは使わな...
地域部

警察さんに職務質問で怒られるNG行動とは

街中で突然、警察官から「こんにちは」と声をかけられる——。これは、ご存知、地域警察官による明るいあいさつ運動、通称「バンカケ」です。ですが、実際のところは職務質問であり、驚愕するケースが少なくありません。職務質問は、事件や事故の未然防止を目...
U.S Police column

民間旅客機パイロットへ【操縦室内のみ】警察権と銃を持たせる米国の「Federal Flight Deck Officer Program」とは

2002年にアメリカで導入された「Federal Flight Deck Officer Program(FFDO)」は、民間航空機のパイロットが武装して機内の安全を守る制度である。9.11同時多発テロを受けて設立されたこの制度は、ハイジャ...
その他考察

ヒグマ対策にナイフ?“護身”のつもりが逮捕に? ナイフじゃクマは止まらない北海道の現実

2025年7月、北海道内で新聞配達員の男性がヒグマに襲われ死亡した事件に関して、地域警察官の持つ拳銃(.38口径)の威力ではヒグマを倒せないのが現実であるという主旨の記事を書いた。そこへ来て、さらに多くの人に衝撃を与える報道が出た。この男性...
その他考察

津軽海峡を渡った通報─青森→北海道の警察が110番受けた理由は基地局がつなげた想定外

皆さんは北海道新聞さんや北海道の警察さんは好きですか?僕は大好きです。今日は連日記録的な灼熱の北海道にまつわる、ちょっと涼しいお話をしたいと思います。今やスマートフォンが1台あれば、衛星通信によって山の上でも災害時でもつながる可能性が高まり...
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