『不具合を確認するためホルスターから銃を抜いた際に誤射』……北電泊発電所警備中の機動隊員が誤射した『自動式けん銃』とは?
原子力関連施設といった「重要防護施設(重防)」には、現在ではMP5サブマシンガンで武装した警察の機動隊員が常駐しています。しかし、こうした警備体制が整備されたのはごく最近のことです。 かつては、原発の警備といえば民間の警…
原子力関連施設といった「重要防護施設(重防)」には、現在ではMP5サブマシンガンで武装した警察の機動隊員が常駐しています。しかし、こうした警備体制が整備されたのはごく最近のことです。 かつては、原発の警備といえば民間の警…
覆面パトカーの着脱式赤色灯と一言で言っても、その載せ方には1灯載せと2灯載せのスタイルがあるようです。 2020年9月、広島RCCテレビによる広島県警機動捜査隊への取材で同機動捜査隊のマークXの機動捜査用車(覆面パトカー…
前回、パトカーには大きく分けて国費と県費による配備の二つがあると解説いたしました。 しかし、実はそれ以外の方法で配備される警察車両も。 それが地元の医師や企業などが、節税と名売りを兼ねて都道府県警に寄贈する、その名も「寄…
サーベルからけん銃へ──戦前・戦後を通じた日本警察の装備変遷 警察官の基本装備といえば今や拳銃と警棒ですが、日本の警察装備の歴史をひもとくと、その姿は時代によって大きく変遷。特に戦前から戦後にかけての激動の時期には、警察…
刑事ドラマや映画に登場する覆面パトカーの赤色灯はいつだって私たちにアクティブな視覚的警告という名の情熱を送ってくれます。 一般車両を装った覆面パトカーが、悪を見つけるや否や、赤色灯を露わにして変身する姿はヒーロー物の変身…
1994年の制服および装備品改正にて、制服警察官の腰に吊られたそれまでの木製警棒は金属製の伸縮式特殊警棒へと代わり、2025年の現在にいたるまで配備が続いています。 警察官に貸与される特殊警棒は警戒杖と共に『特殊警戒用具…
警察官が法執行のためにけん銃を使用できる法的根拠は武器使用の権限を明文化した警察官職務執行法のうちの第7条(武器の使用)に基づいたもの。 これまでは警察官が無法者に対して致命的な力を行使する前には、まず銃口を向ける「構え…
ひとたび凶悪な刑事事件が発生すれば、直ちに駆けつけ、初動捜査を担う執行隊。それが、各都道府県警察本部刑事部に属する「機動捜査隊(Mobile Investigative Unit:MIU)」です。 機動捜査隊は、刑事の最…
通常の交通取締りに使用されるパトカーには、レーダー式の速度測定器が搭載されており、停止状態から対象車両に向けて電波を照射して速度を測定する方式が採られています。 しかし、交通取締り用の覆面パトカーに関しては、事情がまった…
世界的に見ると、回転式けん銃(リボルバー)には、手動の安全装置(マニュアル・セイフティ)が付いていないのが一般的です。 これは、日本の警察が配備している回転式けん銃――S&W M37エアウェイト、ニューナンブM6…