警察の銃器.2 『特殊銃』MP5から自衛隊89式、対物狙撃銃まで
普段、街中で見かける地域警察官が携行しているのは、主に.38口径の回転式けん銃です。これに対し、機動隊の専門部隊や特殊部隊SATなどになると、使用される火器は一気に高火力化し、けん銃をはるかに凌ぐ威力を持つサブマシンガン…
普段、街中で見かける地域警察官が携行しているのは、主に.38口径の回転式けん銃です。これに対し、機動隊の専門部隊や特殊部隊SATなどになると、使用される火器は一気に高火力化し、けん銃をはるかに凌ぐ威力を持つサブマシンガン…
現在の映画やドラマでは、ごく当たり前のように使われている「プロップガン(ステージガン)」。これは、実銃に似せて作られた撮影用の小道具で、電着銃とも呼ばれます。 低予算作品や単に発砲シーンを撮るだけであれば、市販のモデルガ…
『アメリカ製の拳銃なんてイモだよ。ニューナンブこそ、ニッポンのお巡りさんの象徴だと思わないか』とは警察小説の旗手である鳴海章さんの小説『ニューナンブ (講談社文庫)』からの引用です。 次世代の官用けん銃として後継機種のM…
内閣総理大臣や総理経験者、国賓などの身辺警護を任務とする警視庁警備部警護課所属のSP(セキュリティ・ポリス)。 普段はフォーマルなスーツ姿で総理大臣や各国の貴賓などVIPの周りを固め、一旦事あらば上着の下に隠した15連発…
警察官が法執行のためにけん銃を使用できる法的根拠は武器使用の権限を明文化した警察官職務執行法のうちの第7条(武器の使用)に基づいたもの。 これまでは警察官が無法者に対して致命的な力を行使する前には、まず銃口を向ける「構え…
世界的に見ると、回転式けん銃(リボルバー)には、手動の安全装置(マニュアル・セイフティ)が付いていないのが一般的です。 これは、日本の警察が配備している回転式けん銃――S&W M37エアウェイト、ニューナンブM6…
画像の出典 千葉日報 2022年に発生した千葉県警の警察官が拳銃の弾込め作業中に誤って実弾を発射してしまった“事故”のニュースは、SNS上でも驚きをもって受け止められました。特に注目されたのは、その拳銃が「回転式けん銃(…
私たち一般市民が興味本位で絶対に訪れてはならない、上級国民限定の場所が日本には多く存在しておりますが、中でも総理大臣官邸の前は、その中でも最も厳格に警備されている区域の一つです。 これは、警視庁の総理大臣官邸警備隊によっ…
1981年に公開された、降旗康男監督・高倉健さん主演の映画『駅 STATION』は、今もなお語り継がれる不朽の名作。今回は本作に登場する小道具について、興味深い考察を行ってみました。 項目 内容 タイトル 駅 STATI…
妙な後味が残る80年代青春群像劇の知られざる佳作『リボルバー』。そのニューナンブ、その銃声、そして炸裂するせつなさに、心を打たれずにはいられない―― 沢田研二(ジュリー)は『太陽を盗んだ男』(1979年)にて、催眠ガスで…