【お知らせ】
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パトカーのメーカー別配備状況

車両および装備
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日産

サクラ

2023年7月、埼玉県警察に軽EV「サクラ」をベースとしたパトカーが寄贈され、全国初サクラの警察車両が実現しています。

これは県費や国費配備ではなく、地元企業グループからの寄贈です。

警察仕様車としては赤色警光灯やサイレンアンプなどの装備を架装しています。

高性能な追跡用パトカーではなく、ミニパトとして地域警察活動や広報活動、各種イベントなどでの活用が想定された車両です。

一方、25年に広島県警でも「地球温暖化対策の一環」で導入されています。

余談ですが、日本ではまだ珍しいEVパトカーですが、海外では電気自動車を警察車両として採用する例が増えています。

サクラのパトカーも、その流れを反映した先進的な試みのひとつとして警察車両ファンの間で話題となりました。

スカイライン

機動捜査隊の機動捜査用車、そして交通取締り用として国費、県費で配備されたR32、33、34などが有名。

R33

高速道路交通警察隊ではおなじみのR34の25GT-T。

機動捜査隊の捜査覆面パトカーにもNA/ATモデルが過去投入されており、4ドア&リアウイングレスが見分けるポイントでした。

後継モデルのV35、V36、V37も白黒&覆面として採用されています。

近年では、V37の交通覆面も配備が確認されているほか、2021年には北海道警察で全国初のレーパトが配備。その後、V37は捜査覆面でも配備されています。

セドリック

現在ではクラウンが警らパトカーの主力ですが、かつては日産セドリックも全国の警察で大量採用されていました。

特に平成初期の街並みを知る世代にとって、白黒のセドリックは「典型的なパトカー」のイメージそのものだったと言えるでしょう。

当時の警ら用パトカーには、

・後輪駆動(FR)
・大排気量エンジン
・高い耐久性
・長時間運用への適性
・広い後席とトランク

などが求められ、セドリックは、こうした条件を満たす大型セダンとして、 トヨタ・クラウン と並ぶ“警察御用達車種”でした。

特に高速道路交通警察隊向けには、ターボ搭載モデルや高出力仕様も存在し、交通取締用覆面パトカーとしても多数導入されています。

特に交通取締用覆面パトカーで有名なのがYPY31系です。これは、

・3ナンバー
・V6 3000cc

という、高速性能重視の“高速隊仕様覆面”としての特徴を持っていました。

そのため、TLアンテナ付き黒セドリック覆面の代表格として語られることが多いのです。

一方、警らパトカーでは、より廉価な営業車系グレードや2000cc仕様なども存在し、警察向けセドリックすべてがYPY31だったわけではありません。

その挙動として特徴的なのが、後輪駆動(FR)レイアウトの大型セダンだったため、発進時には強い加速Gで後輪側へ荷重が移動し、リアサスペンションが大きく沈み込む独特の動きです。

取締りでが路肩待機から一気に本線へアクセル全開で加速する際などには、車体後部が「ぐっ」と沈み込みながら加速していく姿が当時のマニアの間で話題になりました。

ぴゃんぴゃん沈み込みながら急発進するピッチング姿メチャカワイくて草とばかりに非常に印象的なシーンとして語られています。

とくにVG30系V6エンジン搭載車はトルクが大きく、AT制御も相まって、現代の電子制御車両より“機械が力づくでバッコンバッコン加速している感覚”が強かったと言われます。

クルー

1993年にタクシー向けの業務車両のベースとして製造販売されました。

1994年ごろから、主に警視庁で警ら用パトカーとして大量に配備されました。なんと一部の県警では交通取締り用覆面も。

マーチ

白黒の他に、緊急走行ができる捜査用覆面として配備実績あり。

エクストレイル

覆面or捜査車両や白黒で配備。


上の画像は技官で構成された警察庁情報通信局機動警察通信隊の車両。

ステージア


交通覆面の変り種車種として話題になったのが、大阪府警交通機動隊八尾分駐所の覆面ステージア。

シルビア


配備していたのは大阪府警高速隊ではなく、主に警視庁警備部の機動隊。

「エリア警戒車」という名称で配備され、90年代前半にテロ警戒のため、重要防護施設の巡視をもっぱらの任務としていました。

当時流行したオレンジトップのパーソナル無線擬装アンテナを装備する個体もありました。

【解説】覆面パトカーのアンテナ偽装の歴史 – 識別ポイント応用編
いわゆる「覆面パトカー(捜査車両)」において装備されるアンテナは移動体通信の運用に必要不可欠な装備品であるが、保全のための偽装や秘匿が常に重要と言える。本稿は、覆面パトカーに用いられるアンテナの種類を解説するとともに、その変遷が示す偽装技術…

ティアナ


覆面パトカーや交通パトカー、警護車としても導入されている大型セダン。

安いのにワンランク上の走りと居住性がヒット。2016年も新たに落札され、機動捜査隊で活躍決定。2019年に生産終了。

ティーダ・ラティオ

日産のコンパクトセダン。兵庫県警で白黒、道警や奈良県警、岐阜県警などで捜査用で配備実績アリ。

キューブ

白黒でハイビ実績あり。また、警視庁では特殊な捜査を行う私服用車両として採用。

フェアレディZ

警視庁で配備されています。

プリメーラ


初代から覆面として採用実績があり。

プレジデント

幹部用黒塗り覆面車両として配備。

エルグランド


内偵、護送に使用。

シビリアン

人員輸送、護送、そして遊撃車などマルチな中型バス車両。警察本部の留置管理課などが配備する。

三菱

96年にギャランが捜査用覆面として専用グレードを以って大量に一括配備され、後にその捜査専用グレードが一般に市販されたという逸話もあるなど個性的な車種を展開する。

コルト

型式UA-Z25Aが2003年に国費で「少年健全育成車」として取得されている。

少年健全育成車とは少年補導員などが家庭訪問し、その保護者に必要な助言を行うなどの支援を実施するという用務で使用される車両。

アスパイア

8代目ギャランの姉妹車。

デボネア

1980年代から1990年代にかけて登場した後期型デボネアVが、一部で警察車両として使用された記録があります。

主に幹部公用車や、警護車と当時の国産高級セダン市場ではクラウンやセドリックが圧倒的なシェアを占めていたため、デボネアの警察採用は珍しい存在でした。

GTO

三菱の最高傑作とも呼び声高いスポーツカー・GTOは高速隊で配備。静岡県警では交通機動隊用として覆面パトカーも。

パジェロ&パジェロミニ

栃木県警など、山間部の交番にパジェロの白黒が配備されることもある一方、警視庁機動隊などに青と白の機動隊カラーで山岳救助車としての配備があります。

ディアマンテ


県費で白黒のほか、幹部のゲタ車両として配備実績あり。

余談:1990年に放映された「代表取締役刑事」という刑事ドラマで、主人公の舘ひろしが演じる兵頭係長専用の覆面パトカーとして登場。

劇中、唐突に「あの人(舘ひろし)、車はなに乗ってるんですか?」「ディアマンテよ♪」みたいな女性たちのやりとりがあって、スポンサー様に逆らえないんだな……と当時クルクルパーな子供ながらに思いました。

ギャラン


90年代、EA系が国費で捜査用に採用されました。同モデルは通常より装備を簡素化し、価格を下げることで警察専用グレードとして売り出し。

実際に警察に採用された後、一般向けに市販されるという特殊な販売戦略がとられました

ちなみに2004年9月号のラジオライフ誌で大井松田吾郎師匠の『三菱製パトカー特集』によれば、警視庁捜査一課管理官のギャラン覆面パトがアメパトサイレンらしきモノを吹鳴させ現場臨場させていたそうです。

愛称「ヒュンちゃん」

信じがたいことにこの管理官車、マニアの間ではその『ヒュンヒュン』という特有のサイレン音から『ヒュンちゃん』と呼ばれていたそうです。

アメポリ風のサイレンをヒュンヒュン鳴らしながら、警視庁の伝統・偉い人の目印こと禁断の赤灯二個載せで臨場したそうです。

この『ヒュンヒュン』は消防車や救急車が交差点進入時に出すYELP音でしょうか?

2020年代に入ると、サイレンアンプのSAP-520に新たなサイレン音として甲高いキュイーンというYELP音が追加されていますが、警視庁は70年代から『ファンファン』サイレンを使用するなど、以前から独自路線を行っていたのかもしれません。

なお、幹部部車両としてギャラン・フォルティスの配備実績もあり。

i-MiEV (神奈川県警察)

三菱の電気自動車「i-MiEV」は、量産化に先立って各種公的機関や企業で実証試験が行われました。

その中には神奈川県警察も含まれており、警察組織としては先進的なEV活用事例のひとつでした。

神奈川県内で実施された実証運用では、環境性能や実用性の検証が行われ、箱根駅伝関連行事などで先導車として使用された事例も知られています。

当時のi-MiEVは世界初の量産電気自動車のひとつとして注目を集めていましたが、航続距離や充電インフラの制約もあり、神奈川県警を含め全国の警察で正式配備には至りませんでした。

そのため、警察車両としてのi-MiEVは警察での実証運用例として位置付けられています。

一方、海外では警察機関による導入例が存在します。

2014年には、イタリアの国家憲兵組織であるカラビニエーリが創設200周年記念事業の一環としてi-MiEVを23台導入しました。

本来、カラビニエーリは軍事組織ながら、平時には一般警察と同様の治安維持活動も担っており、i-MiEVは環境負荷低減を目的とした車両として運用されました。

日本の警察においてi-MiEVは正式採用には至らなかったものの、警察車両の電動化を模索した先駆的な試みとして、警察車両史の中では興味深い存在といえるでしょう。

デリカ

遊撃でもおなじみ。

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