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パトカーのメーカー別配備状況

車両および装備
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マツダ

昨今はMPV、アテンザ、アクセラと快進撃の続くマツダだが、昭和50年代の機動捜査隊では大量に配備されたマツダのルーチェが衝撃的でした。

現在ではMPVやアテンザワゴンの覆面が配備されていますが、やはり警察車としてのマツダのイメージといえば、交通課の事故処理車「ボンゴブローニィ」ではないでしょうか。

警視庁のみ採用のRX-8パンダ

観音開きのドアが特徴的なマツダのスポーツカー、RX-8は都費で警視庁高速道路交通警察隊に採用された実績があります。

2016年に用途廃止となり、後継には日産フェアレディZ”ニスモ”バージョンが導入されています。

MX-6

こちらもスポーツカーだが、日産シルビア同様、機動隊のエリア警戒車(覆面パトカー)として配備された。 だからなんでエリア警戒車は毎回、2ドアクーペなのよ。※4ドアセダンのエリア警戒車もあります。

広島県警に「CX-5」配備

2014年、広島県警高速隊にマツダが「CX-5」をデータとり目的で無償提供した。

アテンザ

http://www.youtube.com/watch?v=l7hU1qRwTcg

緊急走行!!警視庁覆面パトカー アテンザワゴン サイレン踏みっぱ

スバル

トヨタに次ぐシェア率?スバルの警察車両としての健闘ぶり

現在ではクラウンと並んで、レガシィの警らパトカーが全国各地で活躍していますが、実はスバルは、警察車両としてかなり古くから高い実績を持っており、その関係は今に始まったことではありません。

たとえば、かつて使われていたレオーネの捜査用覆面パトカーは、昭和の時代の覆面車両を象徴する存在でした。

90年代以降もスバルの勢いは続く

平成に入ってからも、スバル車は警察車両として全国で活躍を続けています。

特に、BE系レガシィは覆面パトカーとして各地に配備され、さらにインプレッサも、警察庁による国費購入車として捜査用・交通用に導入されました。

このように、スバルは警察車両納入においてトヨタに次ぐシェアを誇っているとも言われており、自動車メーカーの中では非常に健闘していると言えるでしょう。

ドラマでも注目された“リアル”なスバル覆面

最近では、テレビドラマ『警視庁機動捜査隊216』シリーズの中で、BL系レガシィの捜査覆面パトカーが非常にリアルに再現されています。

ただし、何らかの配慮があったのか、スバルのエンブレムは隠されているという謎仕様。

それでも、警察車両マニアの間では「おっ、本物っぽい」と話題になり、思わず画面の前で反応してしまった人も多かったようです。

なお、同じ警察ドラマでも、「カローラアクシオにTLアンテナを立てたり、エアロパーツ付きのヴォクシーが覆面パトカーとして登場する」ような現実離れした演出には違和感を覚える視聴者も少なくありません。

その点、『警視庁機動捜査隊216』シリーズのリアル志向は、スバル車の魅力と相まって、新鮮で高く評価されています。

インプレッサWRX

全国の警察本部では、一時期に大量配備された捜査覆面の一つとして知られ、機動捜査隊が主に使用するこの一台──しかし意外とクセが強い?

2005年に交通取締用と機動捜査用車として国費で導入されたほか、栃木、埼玉、北海道など多くの警察本部高速隊で高速Ⅱ型の白黒PCとして配備されていました。

機動捜査隊仕様では、リアウイング(スポイラー)を外した状態で運用されることが多く、車体色はグレーやブラックの配備率が高め。

ただし、大阪府警など一部の管区では、WRブルーマイカのような目立つ個体も確認されています。

スーツ姿の中年男性二人とTLアンテナ──見る人が見れば一発でバレる?

機捜の車両としてはやや意外にも、若者向けのスポーツカーが使われることがあります。

しかし、羽なしで、スーツ姿の中年男性が二人乗車し、しかもTLアンテナがピンと立っているとなれば、勘の良い人にはすぐに“それ”と見抜かれてしまうかもしれません。

さらに、車内にはヤニの匂いや缶コーヒー、そしてお酒好きな隊員特有の甘い体臭(糖尿臭)などが漂い、妙な空気感を放っていることもあるようです。

たとえヤマダ電機の駐車場の隅でひっそり休憩していても、逆に目立ってしまうという話も。

この車両は室内が狭く、さらにバケットシートを備えているため、野球部出身のようなガタイのいい隊員にはあまり好まれません。

また、燃費もあまり良くないことから、実用性の面ではやや評価が低いようです。機捜からの評価はイマイチ…!?

とはいえ、さすがは高性能スポーツセダン。走行性能そのものは非常に優れており、走りの面では高く評価されています。

その後、2016年頃を境にショカツへと“お下がり”として回っているケースも。

インプレッサ・アネシス

「ツーリング・コンフォート」の名に恥じない広々設計

警察庁が国費調達した捜査用覆面パトカー(私服用セダン型無線車・機動捜査用車)として全国に配備されています。

主に刑事部の機動捜査隊や捜査課系統で使用され、アリオンやキザシほど有名ではないものの、捜査用覆面の車種の一つです。

この車両の設計コンセプトは「ツーリング・コンフォート」。その名のとおり、ゴルフバッグを4つ積める広々としたトランクルームを備えており、意外にも実用的です。

主に捜査用として国費配備されました。

たとえば、労働組合の事務所や関係先を巡視したあと、お昼は蕎麦屋さん──って、懐かしい話じゃないですか?

インプレッサ・G4

県費モノの捜査用覆面で配備実績あり。

道警では捜査4課で2台が配備された実績あり。

レガシィ

スバル・レガシィシリーズは、日本警察において最も幅広い用途で採用された車種のひとつです。

特に4代目・5代目レガシィB4は、捜査用覆面パトカー、交通取締用覆面パトカー、無線警ら車(白黒パトカー)、交通取締用四輪車、さらには警護車に至るまで、多様な任務で運用されました。


なかでも5代目BM系レガシィB4は、警察庁による国費調達車両として全国の警察本部へ配備されています。

2009年度以降、機動捜査用車や警護車として導入が始まり、その後は無線警ら車や交通取締用四輪車としても採用されました。

2014年前後からは2.5GT EyeSightをベースとした高性能な交通取締用覆面パトカーの配備が本格化し、交通機動隊や高速道路交通警察隊で運用されています。

スバル独自のシンメトリカルAWD(四輪駆動)と優れた高速走行性能が積雪地域や山間部を管轄する警察本部では実用性が高く、従来のクラウンでは対応しにくかった4WD需要を満たしていたと見られます。

また、捜査用覆面パトカーとしても全国で広く使用されました。

機動捜査隊などで運用され、当時はウサン臭い場所には必ず、ド・ノーマルなウサン臭い覆面レガシィがオッサンと防弾チョッキや盾、ヘルメット満載でリアを沈めてウロウロ。後年はクラウンに代わってレガシィB4の警らパトカーも配備されました。

さらに警護車として採用された例もあり、国費車両だけでも警ら、交通、捜査、警護の各分野を横断した極めて珍しい車種となっています。

特にBM系は、警察庁の国費車両としてこれほど多用途に採用された数少ないセダンです。

ついにデビュー!WRX S4の交通覆面パトカー

何と、話題のスポーツセダン「WRX S4」が、高知県警察交通部交通指導課において交通覆面パトカーとしてデビューを果たしました。

2019年から青森県警察、2021年に埼玉県警でも配備が確認されています。

今後、他の道府県警察でも同様の配備が進む可能性があり、警察車両ファンや交通安全に関心のある方にとっても、注目の一台です。

こちらは埼玉県警の WRX S4 です。

装備としては、ルーフ上に反転式赤色灯を搭載し、フロントグリル内には赤色フラッシュライトがしっかりと備えられています。

ルーフには純正のフィンアンテナしか確認できません。

しかしよく見ると、

右側トランクリッド付近にユーロアンテナを搭載。(シャークフィンアンテナとの共存はともかく……)秘匿性は上々です。

【解説】覆面パトカーのアンテナ偽装の歴史 – 識別ポイント応用編
いわゆる「覆面パトカー(捜査車両)」において装備されるアンテナは移動体通信の運用に必要不可欠な装備品であるが、保全のための偽装や秘匿が常に重要と言える。本稿は、覆面パトカーに用いられるアンテナの種類を解説するとともに、その変遷が示す偽装技術…

一方、高知県警交指(初日の出暴走の採証用などに投入)では初めから無線アンテナが秘匿性の高い、リアガラスにガラスマウント型のアンテナでした。

これは南国方面の警察本部が好む警察専用のウインドウ貼り付けタイプで、車外にアンテナを出さないことで、外見からは警察車両に見えにくいという高い秘匿性を実現しています。

とはいえ、車種自体が話題性と希少性で一発なのですが……。

採証力もバッチリ!ドラレコも標準装備

加えて、ドライブレコーダーも搭載済みのため、交通違反の現場映像を確実に記録できる体制が整っています。

このあたりも、現代の交通取締りにおける必須装備と言えるでしょう。

ダイハツ


ダイハツは軽自動車メーカーという印象が強いものの、警察車両分野では長年にわたり一定の採用実績があります。

特に地域警察向けの「ミニパト」では存在感が大きく、 Mira 、 Move 、 Terios Kid などが、全国の警察本部で配備されてきました。

一方で、ダイハツは軽専業ではなく、普通車の警察採用例も存在します。

たとえば、 ロッキー は、小型SUV型パトカーとして配備例があります。四輪駆動仕様も存在し、積雪地や山間部での運用を意識した導入と考えられます。

また、過去には ストーリア の白黒パトカーありました。

小型車ながら比較的高出力なグレードが存在したため、一部地域では警ら用途に採用されていたようです。

さらに、 ビーゴ についても、覆面パトカーとしての配備例が知られています。

SUV型覆面車両はセダン型に比べ目立ちにくく、一般車へ自然に紛れ込みやすい特徴があります。

そして、ダイハツ車の中でも特に“通好み”と言われる存在が、 Altis でしょう。

実際には警察に配備されていないと見られますが、アルティスは実質的にトヨタ・カムリのOEM車であり、販売台数自体が少ないことで知られています。

そのため、「もし覆面パトカーとして採用されたら逆に目立つのでは」という見方もあります。

また、軽商用車系では、 警視庁の一部において、ハイゼット系の捜査用覆面車両が確認されています。

軽バン型の覆面車は、都市部では業者車両や配送車に紛れ込みやすく、張り込みや聞き込み支援などで使いやすい側面があります。

もっとも、軽自動車ゆえに高速性能は限定的ですが、赤色灯を掲出して電子サイレンを鳴らしながら走行する姿は、一般的な覆面パトカーとはかなり異なる独特の迫力があります。

特に軽バン型覆面の緊急走行は、普通の配送車にしか見えない車両が突然「緊急車両化」するため、車両観察の世界では強い印象を残します。

スズキ

キザシショック。浜松のスズキに非はない


捜査覆面パトカー業界に革命を起こしたと言われているのが、希少種なのに覆面として国費で一斉配備したこのキザシというスズキのフラッグシップセダン。

もちろん、一番安かったのがキザシだったので入札制度上、買わないわけにはいかない。

「覆面キザシ騒動」を振り返ってー残された伝説とは
2010年代前半、全国の警察本部へスズキのセダン『キザシ』が大量配備されたことは、多くの人々に強いインパクトを与えました。比較的珍しい存在だったスズキ製セダンのキザシが突如として国費で全国規模されたことで、自動車ファンや警察車両マニアの間で…

さらに後年は、神奈川県警察のみが白黒の警らパトカー用としてキザシを採用し配備。

採用後に警察用キザシではサイレンアンプに水がたまるという不具合を起こし、警察としては秘匿したいはずの捜査車両の車種名が全国ニュースにもなってしまうという異常事態に。

ハッチバックタイプの「SX4」

スズキのパトカーは、キザシに話題をすべてかっさらわれた感じもしますが、キザシのほかにもスイフトやSX4が覆面パトカーとして配備実績あり。


SX4 Sクロスの青色は衝撃的。

ソリオ

小型警らとして全国に絶賛配備中のソリオ。スイフトに代わって国費導入された。

一方でひっそりと捜査車両にもソリオが採用されており、あのスタイルにTAアンテナがついてる姿はやはり異様。

しかも、このスズキのソリオで不具合が発生した。トラブルを起こしたのはすべてパトカーで、全国の警察本部ではエンジンキーを回したら煙が出たという報告が相次いでおり、埼玉県で5件、千葉や兵庫、北海道警などでも一件ずつ相次いでリコールになっています。

ソリオは全国の警察で白黒と捜査用覆面パトカー合わせて2103台が配備されているとのことで大問題。

スイフト


初代から捜査用や警ら用として配備されています。2015年からは新型スイフトが捜査用覆面パトカーおよび、警ら用として全国で配備。

エスクード

愛知県警察本部機動捜査隊に3代目エスクードが配備されるほか、警視庁警備部警護課でも警護車として配備。

ワゴンR

こちらもキザシのせいで霞んでしまったが、ミニパトとして配備されている。

ランディ

実質的には日産セレナのOEM車です。警察では護送車や捜査車両として配備されています。

ランディが評価される理由の一つは、その高い積載能力です。3列シートを備えたミニバンであり、複数の捜査員や被疑者を一度に輸送できます。特に護送任務では、被疑者だけでなく監視役の警察官も同乗する必要があるため、一般的なセダン型覆面車両よりも広い車内空間が有利に働きます。

また、両側スライドドアを備えることも大きな特徴です。狭い駐車場や警察署の車庫内でも乗降しやすく、被疑者を乗せる際にもドアを大きく開く必要がありません。周囲の車両との接触リスクを抑えながら乗降作業を行えるため、実務上の利便性は高いと考えられます。

室内高が高く、乗員が立った姿勢に近い形で移動できる点も特徴です。長時間の移動では被疑者や捜査員の負担軽減につながり、護送車としての適性を高めています。

外観面でも警察向きの特徴があります。ランディは街中でごく普通に見かけるファミリー向けミニバンであり、セダン型の覆面パトカーほど警察車両として注目されません。私服捜査や張り込みの際には周囲の景観に自然に溶け込みやすく、目立たず運用できる利点があります。

ホンダ

警察が超高級車、NSXで取り締まりを行っているのは有名。

NSX

Honda NSX は、日本の国産スポーツカー史を代表する車種のひとつであり、警察車両としても非常に有名な存在です。

もっとも、警察が配備したNSXは、通常の国費・県費調達によって導入されたものではありません。民間による寄贈車両として配備されたものです。

パトカーの県費購入と国費購入とは?
街を走る所轄署や本部執行隊の白黒パトカー。一見どれも同じ『税金で購入されたパトカー』に思いがちです。しかし、実はパトカーには大まかに分けて、国(警察庁)が一括購入して各都道府県警に配分する"国費"、それに各都道府県が独自の予算を使ってそれぞ…

しかもこの車両、単なるイベント用ではありません。赤色灯・サイレンを備えた正式な警察用緊急自動車として登録され、実際に高速道路交通警察隊へ配備されました。

特に有名なのが、 栃木県警 に配備されたNSXパトカーでしょう。ホンダ関連企業から寄贈された車両として知られ、交通安全イベントや広報活動などでもたびたび公開されてきました。

もっとも、実際の取締りへ常時投入されていたかは明確ではありません。

車両自体が非常に特殊であり、部品供給や維持管理の問題もあるため、実務運用よりは、

・広報
・イベント展示
・交通安全キャンペーン

の比重が大きかったとみられています。

パトカーはリミッターを解除されている?いない?
日本で製造される車両は国内メーカーの自主規制により、時速180kmで作動するリミッター装置が搭載され、時速180km以上は出せない仕組みであるのはご承知のとおり。ただし、日本へ外国車が輸入される際、リミッターを搭載したり、時速180kmに設…

インサイト 覆面or捜査車両&白黒パトカーで配備

警察庁の国費導入によって全国に500台がばらまかれたインサイト覆面の圧倒的な存在感。また、緊急走行ができない捜査車両としても導入。

警視庁、神奈川県警や千葉県警、大阪府警ではご当地パトカーとして白黒でも配備中。

シビック

覆面パトカーで配備実績あり。

フィット


ハッチバックの人気車。警察でもGE後期型の15XHの4WDが捜査車両として国費配備により全国で活躍中。

アコード


全国のショカツ刑事課や機動捜査隊などにて覆面パトカーとして配備実績あり。

レジェンド


警護隊で警護車として配備実績あり。

エアウェイブ

覆面パトカーとして配備。

ステップワゴン


初代から4代目まで全国的に所轄にて人員輸送用、内偵用など捜査車両として配備されている一方で、警備部ではエリア警戒車と同様の対テロ警備の張り付き警備車両として遊撃車(IV型)という名称で配備。IV型も外見上は覆面パトカーだ。

各社パトカーの配備状況のまとめ

このように、日本の警察ではトヨタ、日産、ホンダ、スズキなど、さまざまなメーカーの車両が用途に応じて採用されています。白黒パトカーばかりが警察車両ではなく、覆面パトカーや捜査車両、護送車まで含めると、その顔ぶれは実に多彩です。

何ですか、「説明だけではいまひとつイメージが湧かない」ですって?

それなら最後に、こちらの歌でも聞きながら各メーカーの車両たちを思い浮かべてみてください。

『SERENA』という曲の意味は覆面パトカー?
あなたは「SERENA(セレナ)」と聞いて、何を思い浮かべますか?おそらく多くの方にとって、それは日産自動車の人気ミニバンではないでしょうか。では、この曲のタイトルに「SERENA」とつけたアーティストの意図は、セレナに乗って出かける幸せな…

 

さらに、全国ではそのご当地でしか見られないご当地パトカーとして珍しいパトカーも配備されています。それがいわゆる県費購入のパトカーです。

パトカーの県費購入と国費購入とは?
街を走る所轄署や本部執行隊の白黒パトカー。一見どれも同じ『税金で購入されたパトカー』に思いがちです。しかし、実はパトカーには大まかに分けて、国(警察庁)が一括購入して各都道府県警に配分する"国費"、それに各都道府県が独自の予算を使ってそれぞ…
🔎 警察車両に関する記事は「車両カテゴリー」にてご紹介しています。
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