米国警察

U.S Police column

アメリカ警察特集コラム第3回『米国警察における拳銃装備の実情』─なぜグロックが圧倒的支持を受けているのか検証

米国警察のけん銃事情─グロックの圧倒的な普及と日本との違いこの記事には特定のけん銃モデルの説明文において、できるだけ出典を明示しておりますが、一部に個人の主観的表現やフィクション作品の例を用いた修辞が含まれている場合があります。現在のアメリ...
U.S Police column

【解説】アメリカ警察の追跡戦術「PITマニューバ」とは?

画像引用元 PIT training with Vancouver police, Clark County Sheriff's Officeアメリカの警察ドラマや実録追跡番組を見ていると、しばしば登場する印象的なシーンがある。逃走車両の後...
U.S Police column

米国警察の屋根に警光灯がないパトカー『スリックトップ』の利点とは?

パトカーといえば、ルーフ上に大型の警光灯(ライトバー)を備えた姿を思い浮かべる人が多いでしょう。しかしアメリカでは、あえて屋根上のライトバーを撤去した「Slick Top(スリックトップ)」仕様のパトカーが運用されることがあります。これは主...
U.S Police column

アメリカ警察特集コラム第9回 『警官へのドーナツの無料提供は本当の話』

映画を見ていると、アメリカの警官が勤務中、制服姿でドーナツを頬張っているシーンをよく目にします。なぜアメリカの警官は「ドーナツ」と結びつくのか?映画『ロボコップ3』では、まさにそのシチュエーションをユーモラスに描いています。深夜営業中のドー...
U.S Police column

LAPD SWATによるKimber横流しは警察官の持つ名誉性の商品化、警察装備品が「権威の象徴」として市場価値を持ってしまう負の側面である

画像の引用元 latimes.com「最精鋭の警察部隊が手にした拳銃が、いつの間にか民間市場に流れていた──。」ロサンゼルス市警察(LAPD)のSWATといえば、全米屈指の戦術部隊として知られ、数々の武装犯罪に立ち向かってきた。その象徴とも...
U.S Police column

アメリカ警察特集コラム第4回『なぜアメリカの警官たちはトンファーを捨てたのか』

ドーナツと並び、アメリカの警察官のイメージとして語られることが多いのが、警棒を器用に回転させる姿です。映画やテレビドラマでは、取っ手付きの警棒を片手でくるくると回す警官の姿が頻繁に描かれてきました。しかし、その光景も現在ではやや過去のものと...
U.S Police column

銃器メーカー「SIG SAUER社」に米国で相次ぐ巨額賠償命令…P320に相次ぐ暴発問題巡り

米国の銃器メーカーSIG SAUER(シグ・ザウアー)社が製造・販売する自動拳銃「P320」を巡り、引き金に触れていない状態でも発射されるとする暴発事故が相次いで報告され、同社に巨額の損害賠償を命じる判決が複数下されている。2024年6月、...
U.S Police column

「法執行機関の銃が変わった日 ~マイアミ銃撃戦とノースハリウッド事件~」二つの事件とは・・?

アメリカの法執行機関(LE=Law Enforcement)の装備が大きく変わる契機となった歴史的事件が二つあります。「1986年 FBIマイアミ銃撃戦」と「1997年 ノースハリウッド銀行強盗事件」です。どちらも市街地で発生した激しい銃撃...
U.S Police column

世界の覆面パトカー事情!モドキもあるよ

日本では、一般車両に偽装された警察車両を俗に「覆面パトカー」と呼びますが、警察の公称では「捜査車両」となっており、正確には「私用概態警ら車」と呼ばれています。では、英語圏の国々ではどのような名称が使われているのでしょうか。当然のことながら、...
U.S Police column

ミシガン州警察のパトカーに取り付けられる”時代遅れ”の二つの装備品とは?

米国のミシガン州警察では1954年以来、おなじみの鮮やかな青い配色(Dulux 93-032)に加え、車体側面に稲妻POLICEデカールをつけたパトカー、愛称"青いガチョウ"を配備しています。以前はミシガンでもクラウンビクトリア・ポリスイン...
各部門

スカイマーシャル(航空機警乗警察官)とは?

日本が欧米の「連邦航空保安官(Federal Air Marshal)」に倣い、スカイマーシャルを導入したのは2004年のことです。「航空機内で行なわれた犯罪その他ある種の行為に関する条約」という条約と機長権限各国の航空会社が運航する旅客機...
U.S Police column

FBIの制式拳銃を変えた転機─1986年マイアミ銃撃戦とTV映画『In the Line of Duty: The F.B.I. Murders』

FBIの歴史には、いくつもの記憶に残る重大事件がある。中でも、1986年にフロリダ州マイアミで発生した「マイアミ銃撃戦(Miami Shootout)」は、FBI史上最悪の銃撃戦として語り継がれている。この実話をもとに制作されたテレビ映画『...
フィクション作品考察

グロックとフィクション作品

グロックは「金属主体だった拳銃の常識を打ち破ったポリマー素材の先駆け」であり、「ポリマー・オートマチックの代名詞」とも言える存在だ。1990年代初頭、グロックはアメリカ本国において、その革新的なポリマーフレーム構造と高い信頼性により、急速に...
U.S Police column

NYPD「タクシースクワッド」に配備されるタクシー偽装型覆面パトカー

諸外国には日本のジョーシキからは想像もつかない度肝抜かれる警察車両が存在するもの。とくに米国では、半分だけ正体を露見させた"ステルス"覆面パトカーや…日本警察では市民感情の悪化を恐れて配備が憚られる「ほかの業種の車両に偽装させた覆面パトカー...
U.S Police column

裁判所の安全、逃亡犯の追跡─知られざる連邦保安官局の任務

連邦保安官局(United States Marshals Service:USMS)は、アメリカ合衆国における最も歴史のある法執行機関であり、その起源は1789年、合衆国司法制度の創設時にまでさかのぼる。連邦政府の三権分立体制において、司...
U.S Police column

米国の「連邦航空保安官」(Federal Air Marshal)の任務とは?日本とどう違う?

アメリカで運用されている「連邦航空保安官(Federal Air Marshal:FAM)」の制度・任務・運用実態・課題を、事実に即して中立に解説します。Federal Air Marshal Service(連邦航空保安官隊)の成立と変遷...
U.S Police column

在日米軍の「覆面パト」その実態――赤青灯・USサイレン搭載の「USポリス仕様」

バナー画像の引用元 B4S4_110 (@B4_110)米軍では、米陸軍犯罪捜査司令部(CID)や海軍犯罪捜査局(NCIS)、空軍特別捜査局(OSI)といったそれぞれ独自の法執行機関を設置しています。これらの捜査官は米国内のFBIや連邦保安...
U.S Police column

米国での民間団体の法執行権と独自の警察を持つ動物愛護団体

民間団体の警察権米国内での法執行機関の実態は、以下の記事で詳述している。米国にはさらに、公的な警察機関に限らず、一部の民間団体・法人・特定機関に対しても、限定的ながら法執行権限(警察権)が付与されている点でも特筆される。例として、大学(いわ...
U.S Police column

連邦制が規定するアメリカの法執行構造― 州政府と連邦政府の「二重構造」が生む捜査権限の境界線とは

アメリカ合衆国の法執行体制を理解するうえで、まず確認すべきは同国が採用する連邦制の根本構造である。多くの日本人にとって「アメリカ」という国家は中央集権的な統一国家のように映りがちだが、実際には50の州が主権的性格を有し、それぞれに独自の政府...
U.S Police column

FBIは“連邦警察”ではない?──その捜査権と起訴権の違いを探る

FBI(連邦捜査局)と地方警察(市警察、郡保安官、州警察など)は、いずれもアメリカ合衆国における法の執行を担う機関であるが、その権限はアメリカ全土に及ぶ。連邦法違反が疑われる事件を扱うため、州警察や市警察が追えない「州境を越えた犯罪」や国家...