アメリカ警察特集コラム第2回『安全な法執行器具も配備されている』

アメリカの警察というと、すぐにけん銃を発砲するイメージがありますが、実際にはほとんどの場合は、日本とは比べ物にならないくらい、発砲が多いです。

白人警官は黒人だけではなく、日本人を含む有色人種全般が差別対象で敵意むき出しです。

特にコロナ以降は、中国人が差別の対象となっておりますので、中国人と日本人の区別がつかないほとんどのアメリカ人にとってはアジア系というだけでいわれなき差別の対象になることも多いようです。

それはともかく、現在のアメリカの警官たちは催涙ガス、火薬の力で電撃針を飛ばし、容疑者の皮膚に食い込ませた上で電流を流すテイザー、さらには催涙コショウを詰めた模擬弾をCO2で発射するガス銃なども装備し、状況を見極めて使い分けているのが実情です。

テイザーガンの一例。引き金を引くと、細いワイヤーのついた針が発射され、被疑者の体に食い込むと同時電撃を加える。それまでのスタンガンに飛び道具的な優位性を持たせたものだ。出典 https://www.baltimoresun.com/news/maryland/investigations/bs-md-taser-project-legal-20160326-story.html

これらに共通するのは、すべて生命や身体に重大な後遺症を与えない法執行具であること。

どちらかというと、アメリカの警察でテイザーが普及した現在、銃の発砲よりも電撃針を被疑者に飛ばすことも多いようです。

このような非致死性の装備品のうち、コショウ弾を発射する空気銃などは近年の日本警察でも配備が確認されています。

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