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警備部

日本の特殊急襲部隊 SAT ─警備警察の“最後のカード”

特殊急襲部隊(SAT:Special Assault Team)は、テロや重武装犯罪への対処を目的に1996年、警察庁により創設された警察の精鋭部隊である。警察白書によれば、2025年現在、SATは全国8都道府県(北海道、東京都、千葉県、神...
その他考察

『MP5機関けん銃』は時代遅れ?警察白書でベタ褒めされた2002年当時と今の状況の違い

実は日本警察がMP5機関けん銃を運用し始めたのは、正式な公表よりもはるかに早く、警視庁の秘密部隊SAP(Special Armed Police)時代にさかのぼる。1977年のダッカ日航機ハイジャック事件、そしてドイツのGSG9が手腕を見せ...
その他考察

刑事ドラマに警察はパトカーなどの撮影協力をしてくれるの?

刑事ドラマには、パトカーはもちろんのこと、消防車や救急車、さらには警備会社の現金輸送車のような特別な車両が欠かせないもの。こうした車両が用意されてはじめて、臨場感のあるシーンが成立し、ドラマとしてのリアリティも確保されます。しかしながら、緊...
U.S Police column

ミシガン州警察のパトカーに取り付けられる”時代遅れ”の二つの装備品とは?

米国のミシガン州警察では1954年以来、おなじみの鮮やかな青い配色(Dulux 93-032)に加え、車体側面に稲妻POLICEデカールをつけたパトカー、愛称"青いガチョウ"を配備しています。以前はミシガンでもクラウンビクトリア・ポリスイン...
銃器

日本の警察で主流の回転式けん銃が「比較的安全」とされる理由とは

日本の警察で主流の回転式けん銃は構造上、内部に安全装置(インターナル・セーフティ)を組み込むことで、シンプルかつ堅牢な設計である。回転式けん銃ではセミオート方式と異なり、マニュアルセーフティを搭載しない設計が2025年現在も主流である。また...
警察の装備品各種

戦後の日本警察で配備された旧型けん銃の種類

警察官の基本装備といえば今や拳銃と警棒ですが、日本の警察装備の歴史をひもとくと、その姿は時代によって大きく変遷。特に戦前から戦後にかけての激動の時期には、警察官の携行武器が根本的に見直される転換点がいくつも存在します。ここで掲載している情報...
その他考察

【自衛隊も使う】航空機内でも撃てる!警乗で使う「フランジブル弾」が“砕ける”仕組みとその運用実態とは

画像の引用元 陸上自衛隊松本駐屯地@JGSDF_matsumoto拳銃弾といえば「貫通力」が注目されがちだが、現代の法執行機関ではむしろ“貫通しすぎない”弾丸が求められている。そこで登場するのが、金属粉を圧縮して成形された特殊な弾丸、「フラ...
警備部

SAT前身部隊のSAP&零中隊が使用した高性能自動けん銃「H&K P9S」とは

画像の引用元 HK P9 and P9S1970年代後半、日本の警察組織において発足した初期の対テロ特殊部隊である警視庁SAPおよび大阪府警零中隊は、当時の日本警察としては極めて異例な高性能拳銃を装備していた。それがドイツH&K(ヘッケラー...
刑事部

刑事部と総務部装備課が捜査車両よりもレンタカーを重宝する理由は?

各警察本部では近年、「捜査活動におけるレンタカーの使用方法」に関する通達を出すようになりました。しかし、実際の捜査現場では、捜査員が業者から借り上げた警察外部の車両を使用する手法は、少なくとも80年代から一般的に行われています。捜査活動とレ...
地域部

都道府県警察航空隊とヘリコプターの運用

都道府県警察航空隊とヘリコプターの運用現代の警察活動において、ヘリコプターは必要不可欠な装備となっており、空からの捜査支援や広報、採証、捜索救難、輸送、交通状況の巡視など、さまざまな任務に活用されています。また、迅速な展開能力を活かし、指揮...
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