見破れない覆面パトカー!?「車内アンテナ」という最終形態─車内に消えたアンテナの正体
秘匿アンテナは究極の盗難防止策となるのか 車内に完全に秘匿されたアンテナ、いわゆる「車内設置型アンテナ」は、偽装やカモフラージュの枠を超えた、究極の秘匿手段として知られる。 これは、もはやアンテナを“見せない”というレベ…
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秘匿アンテナは究極の盗難防止策となるのか 車内に完全に秘匿されたアンテナ、いわゆる「車内設置型アンテナ」は、偽装やカモフラージュの枠を超えた、究極の秘匿手段として知られる。 これは、もはやアンテナを“見せない”というレベ…
ユーロアンテナ偽装型の登場背景 2012年ごろから、従来のTVダイバーシティ型アンテナ(TAアンテナ)に代わり、全国の警察車両で一斉に採用され始めたのが、ユーロアンテナ偽装型アンテナである。 このアンテナは、ヨーロッパ車…
TAアンテナ(テレビ放送&カーナビ受信用アンテナ偽装タイプ) 自動車電話アンテナへの偽装を極めた「TLアンテナ」が主流となった1990年代。 しかし、その後テレビ受信機能を備えたカーナビの普及にともない、新たな「…
警察官が装着する片耳イヤホン、「PR-17」。製造元は老舗のアシダ音響だ。 このイヤホンは、受令機に接続され、本部から流れる110番通報の一次情報を静かに伝える。 かつて、警察無線は「Pチャン」と呼ばれていた。それ故にこ…
アナログ警察無線の時代――傍受・妨害・そして攻防の記録 月刊『ラジオライフ』のバックナンバーには、かつて日本全国の警察本部に配備されていたアナログ方式の警察無線に関して、現代では考えられないような歴史的伝説が数多く記録…
警察車両における通信手段、すなわち移動体通信の運用および秘匿と保全は、警察任務において常に重要な課題とされている。中でも、車両の存在を秘匿する必要がある捜査車両、いわゆる「覆面パトカー」においては、装備されるアンテナは偽…
業務無線局の運用には、法律に基づいた国家資格である「無線従事者資格」が必要です。 なかでも、実務に従事するためのいわゆる“プロ資格”は、陸上特殊無線技士・陸上無線技術士・海上無線通信士・航空無線通信士など、全部で19種類…
世界でも高く評価されている優れた技術力を持つ日本メーカー。 しかし、なぜ「デジタル警察無線が聞ける受信機」を一切発売しないのでしょうか? 今回は、そんな「警察無線が聞ける受信機の問題」について解説してみたいと思います。 …
警察の無線通信は、用途に応じて2つの系統に分けられ、明確な通信統制が図られています。ひとつは、通信指令室とパトカーや白バイ、警察ヘリなどの移動体がやり取りを行うVHF帯の車載通信系(基幹系)です。 これは、県下全域にわた…
アンカバーとは何か かつてアマチュア無線の世界には「アンカバー」と呼ばれる、正体不明の存在がいました。彼らは正式なコールサイン(無線局免許)を持たず、自由勝手な名前を名乗って電波に乗っていた違法無線局です。 今のようにス…