コレを買えば間違いなし!デジタル簡易無線機のハンディ機のメリットとは

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【お知らせ】
シグナリーファン編集部では、無線受信や運用に関して総務省総合通信局の公開情報・公式資料・報道記事・学術文献を継続的に調査・分析しており、各種記事はそれらの調査結果に基づいて構成しています。

デジ簡ではハンディ機と車載のモービル機の2種が主流。

デジ簡ではモービル機よりも手軽に買えて、気軽に持ち出せるハンディ機のほうが人気。

ハンディ機とモービル機の具体的な違いと長所や短所、それにオススメの機種を解説します。

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デジタル簡易無線機のハンディ機のメリットとは

ハンディ機と車載のモービル機との大きな違いは、バッテリーとアンテナの付属の有無です。

バッテリー内蔵で手軽な運用ができる

モービル機は基本的に本体にバッテリーを搭載しておらず、車のバッテリーを電源とするか、自宅や会社などでの固定運用ならば安定化電源が必要となります。

一方、ハンディ型のデジタル簡易無線機は本体にバッテリーパックを備えており、外部電源を必要としない身軽な運用ができるのがメリットです。

デジ簡に許された最大送信出力5Wがハンディ機でも出せる!

アマチュア無線と違い、デジ簡では法的に許される送信出力はハンディ機もモービル機も同じく最大5wまで。

5wならモービル機ではなくてもハンディ機でも出せてしまいます。すなわち、最大送信電力に関して、モービル機の優位性はありません。

アンテナがはじめから付属する。交換も簡単

ハンディ機の付属アンテナは「短縮へリカル型」と呼ばれる全長20センチほどのタイプですが、別売のアンテナを一緒に購入せずとも付属アンテナで問題なく交信が行えます。

これもハンディ機の大きなメリットです。

ただ、付属アンテナの送受信性能に関して言えば、社外メーカー製のアンテナに交換したほうが良いでしょう。

デジ簡の交信距離はモービルアンテナで大幅アップ!
デジタル簡易無線(登録局)の送信電力は最大5W。これは国家資格を必要としない無線局の中では最大の出力かつ、十分に実用的なパワーです。とはいえ、付属のヘリカルアンテナを装着した1W機同士が交信した場合の距離は市街地で2~3km程度。もっとも、...

お安い

2019年現在、デジタル簡易無線機の市販価格は比較的値下がりを続け、ひところよりも手ごろになりました。

なかでもハンディ機はモービル機よりも元から安いのが魅力です。

デジタル簡易無線機のハンディ機のデメリットとは

一方、ハンディ機にはデメリットと呼ぶべき面もあります。

ハンドマイクが別売

基本的に本体を手に持って交信するスタイルのハンディ機にはハンドマイクは付属せず、必要に応じて別売のハンドマイクを購入します。

ハンドマイクを接続しなくても交信はできますが、無線機本体をメリットの良好な向きや位置に向けて手で保持しながら、ハンドマイクで通話したほうがダンゼン楽です。

ハンドマイクはあって嬉しいアイテムなのでおすすめです。

なお、ハンディ機の場合、車両の運転時は必ずマイクを使わなければ、違反となりますのでご注意を。

バッテリーの持続性

メリット編にてハンディ機もモービル機と同じように最大で5w出せると書きましたが、ハンディ機は内蔵バッテリーのみで5W送信を続けると、バッテリーの消費が早いため、長時間運用ではデメリットとなります。

しかし、ハンディ機にはシガーライターから電源が取れる専用ケーブルがオプションとして販売されているモデルも多くあります。

また、モバイルバッテリーからUSB充電可能のバーテックスタンダードのVXD1もあります。

モバイルバッテリーなどを持っていれば、旅先でのバッテリー上がりを気にすることはもうありません。

2021年現在のデジ簡ハンディ機のオススメはDJ-DPS70に決まり!

多くのフリーライセンス局に支持されるハンディ機はアルインコDJ-DPS70です。

それはなぜでしょうか。

一言で言えば、アルインコの開発設計思想が、当初から私たちDCRのホビーユーザーを意識したものだからです。

アルインコDJ-DPS70シリーズはなぜフリラー局から支持されるのか?

最大5Wで全チャンネルスキャン&Sメーター表示アリ、大容量バッテリーモデルもあるから

複数チャンネルの巡回受信を可能にする全チャンネルスキャン機能は私たちホビー局向けデジ簡機にはぜひとも欲しい機能。

しかも大容量3200mAhバッテリー・バージョンもあるアルインコDJ-DPS70シリーズが大人気となっています。当然、筆者も使用中です。

アルインコ 5W デジタルトランシーバー DJ-DPS70KA

前モデルのDJ-DPS50で不満だった音質の悪さが飛躍的に改善されたほか、周波数表示ならびにSメーター表示など、ホビー局にはとっては”かゆいところに手が届く”各種機能もあり。

DJ-DPS70シリーズには通常バッテリー(7.2V/2200mAh)のDJ-DPS70(KA)、それに大容量バッテリー(7.2V/3200mAh)搭載のDJ-DPS70(KB)、そしてKAのイエローバージョンのDJ-DPS70(YA)の3バージョンがあります。

また、アルインコ社による製品保証期間が1年ではなく、2年である点も人気の秘訣です。

あの一部で有名な某メーカーの廉価なデジ簡機を買ってしまって、すぐ壊れてしまった経験はありませんか?

とくに事情を知らなければ、第一ロットと第二ロットでまったく違う運用方法を迫られてしまう恐ろし〰いあの機種を買ってしまって泣いた経験は?安いものには理由がある、というわけですね。

2021年現在、筆者は多くのユーザーによる厳しい評価レビューに裏づけされたDJ-DPS70の購入をお勧めいたします。

1w送信や受信メインの運用ならDJ-DPS70(KA)、そして最大5wで移動運用が多いのなら、大容量バッテリーパックが標準付属されたDJ-DPS70(KB)がおすすめです。

なお、やはり大容量バッテリーパックは通常パックよりもサイズが大きいため、携行のしやすさもご考慮されてください。

デジ簡のモービル機については以下で解説しています。

デジタル簡易無線機のモービル機のオススメはこれ!
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そしてデジ簡機の交信距離をさらに伸ばしたいなら、ロングアンテナや車用のモービルアンテナで対応可能です。

以下の記事にて実際に使用したデジ簡用アンテナのレビューを行っています。

デジ簡の交信距離はモービルアンテナで大幅アップ!
デジタル簡易無線(登録局)の送信電力は最大5W。これは国家資格を必要としない無線局の中では最大の出力かつ、十分に実用的なパワーです。とはいえ、付属のヘリカルアンテナを装着した1W機同士が交信した場合の距離は市街地で2~3km程度。もっとも、...

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